純利益2.6倍【大阪王将】のパン屋「R Baker」はボリュームがすごい! 500円セットはまさに「贅沢」!
餃子で知られる飲食チェーン「大阪王将」を運営するイートアンドカンパニー。同社が新しく展開しているのが「R Baker」です。米粉のパンを販売する同店で実際に買い物してきました。
目次
・【R Baker】とは? 業績好調「大阪王将」のグループ会社
・【R Baker】行ってみた
・500円カフェプレート+200円コーヒーを実食!
・着実に人気が出そう!
※2024年9月30日公開の記事を再編集しています。
※商品名や価格等は2024年9月30日時点です。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
【R Baker】とは? 業績好調「大阪王将」のグループ会社
大阪王将などを運営するイートアンドホールディングス(HD)。その子会社、株式会社アールベイカーによるパン専門店が「R Baker(アールベイカー)」です。
自家製のバラ酵母と米粉と小麦粉で作ったパンが楽しめる店で、カフェを併設した店舗も展開。2014年に1号店をオープンした同店は、現在34店舗に成長し、WEB版「日本経済新聞」9月22日付記事によると、25年2月末までに店舗数を55店と現在より4割増やすとのこと。
親会社のイートアンドHDは、2024年3〜11月期の連結決算が、純利益11億円と前年同期の2.6倍で、売上高は1%増の274億円。「大阪王将」や「R Baker」の出店が増え、全業態で既存店売上高が伸びたと報じられています。
R Baker行ってみた
平日の12時半過ぎに「R Baker」へ到着。
午前8時〜10時までモーニングを提供している同店ですが(店舗によっては12時まで)、10時以降も「カフェプレート」(500円)というオトクなセットがありました。今回はこちらを注文してみます!
店内のベーカリーコーナーはそこまで広くはないものの、食パンやドーナツ、惣菜パンまでそろっています。驚いたのは子連れサービスで、130円のミルクドーナツや190円の黒豆パンなどが「お子様ご一緒なら税込み100円」になるとか。かなりの値引きです!
そのほか、「日本一食べやすい焼きそばパン」(320円)「さっぱり梅風味 枝豆塩パン」(220円)など、面白いパンも目を引きます。
ベーカリーに併設されたカフェエリアは、昼時とあってそこそこの混雑ぶりで活気があります。
【R Baker】500円カフェプレート実食!
500円の「カフェプレート」から「贅沢たまごサンドイッチ」と、追加200円でホットコーヒーをつけました。
サンドイッチやポテトは思ったよりボリューミーで「これが500円!?」とびっくり。サンドイッチはたまごサラダに厚みがあります。カットされたきゅうりの断面も美しいですね。
パンを外して具材をチェック。サニーレタス、きゅうり、ロースハム、たまごサラダがきれいに並んでいます。
さっそくガブリと口にすると、まず食パンのしっとり感とやわらかさに衝撃! 同店の商品「白米食パン」かと思いますが、蒸しパン一歩手前のしっとり感で、もちもちとした食感もすごい。
たまごサラダはしっかりした濃いめの味付け。たまごの優しさを味わいたい筆者のようなタイプには、ちょっとしょっぱいように感じますが、「贅沢たまごサンドイッチ」との名前の通り、たっぷりとしたたまごがぜいたく!
そしてポテトがおいしい! ほっくり熱々の揚げたてで、塩加減もバッチリです。このポテトだけ単品メニューがあったらテイクアウトして持ち帰りたいほどハマってしまいました。
200円コーヒー「オリジナルブレンド」がおいしい!
コーヒーもおいしくてまたまた驚き! 「オリジナルブレンド」と「マイルドブレンド」の2つから選べて、今回はオリジナルを注文しましたが、酸味のない苦みのきいたタイプで、とても好みでした。
ほかに「ライスミルクラテ」も気になります。
【R Baker】着実に人気が出そう!
今回、R Bakerを初利用しましたが、満足感の高い時間を過ごせました。その理由として以下の3点が挙げられます。
①コーヒーがおいしい
②セットメニューのフードがちゃんとおいしい
③パンの価格帯がお手頃
前述の通り、コーヒーはこれを目的に訪れたいと思うほどのおいしさで、大手のベーカリーカフェでは味わえない満足度でした。実際、コーヒーだけでくつろぐ夫婦の姿もあり、お得なコーヒーチケットも販売しています。
飲食店が母体のため、パン以外のサラダやポテトもちゃんとおいしいのも魅力的。今回は頼まなかったセットのスープなどもきっとおいしいはずです。
もちろんパン単体も、バラ酵母と米粉を使用というこだわりが魅力的。値段も130円からと安心価格です。店舗が増えれば、着実に人気を得ることができそう。
ベーカリーカフェのチェーンで大手といえばヤマザキ系列の「ヴィ・ド・フランス」が浮かびますが、「R Baker」はどこまで成長していくのか? 今後が楽しみです。