スーパー新商品ガチレビュー

【ベルク新商品】215円「紅茶が湧き出るコップ」が画期的! ティーバッグ不要なのにおいしかった!

2024/11/27 15:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
ベルクの外観(写真:サイゾーウーマン)

 埼玉、群馬を中心に関東で141店舗(2024年10月末現在)を展開する人気スーパーマーケット「ベルク」。こちらで画期的な紅茶が登場したので紹介します。

目次

【ベルク】プライベートブランドの商品数が激増!
「cup-ji いちごの香り香る紅茶」215円とは?
【ベルク】「cup-ji」コップにお湯を注いで実飲
ティーバッグを置く場所がいらず◎、ただ欠点も

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※2024年11月3日の情報です。

イオン傘下【ベルク】PB商品の売上割合が増加!

 埼玉に本社を置くベルクは、ディスカウント路線で人気の高い地域密着型スーパーマーケット。先月発表された2025年2月期第2四半期(中間期)の決算によると、前年が大幅な増収増益となったことから増収減益という結果だったものの、売上高・客数・客単価は増加傾向だといいます。

 さらに、売上構成比では、プライベートブランド「くらしにベルク」の商品が占める割合が年々上昇しているそう。商品数も2年前と比べても数倍に増えており、600種類を優に超える商品を開発・販売しているといいます。

 また、ベルクのオリジナル商品といえば、スタンダードな商品のほかに、9月に発売された安田大サーカスのクロちゃんとのコラボ惣菜「クロちゃーはん」(431円)や、8粒中2粒苦いグミが混ざっている「不思議なロシアンルーレットグミ」(150円)をはじめ、ユニークな商品が目立つのも特徴。カラフルなパッケージのアイテムも多く、売り場を見ているだけでも楽しい気持ちになれそうです。

【ベルク】「cup-ji いちごの香り香る紅茶」215円とは?

 そんなベルクでは最近、コップにお湯を注ぐだけで“紅茶が湧き出る”コップが新発売されたとか。

 こちらがその新商品「cup-ji いちごの香り香る紅茶」(5カップ入り、215円)です。

ポップなデザイン(写真:サイゾーウーマン)
正面(写真:サイゾーウーマン)

 売り場には「インドより直輸入」ののぼりが立っていました。

 調べてみると、「cup-ji」自体は海外で販売されている商品のようですが、日本向けにパッケージを変えたこちらはベルクが独自に扱っているもよう。「くらしにベルク」のマークはないものの、日本向けオリジナル商品と捉えてよさそうです。

 また、売り場には「いちごの香り香る紅茶」以外にも、味やデザインが異なる「ジャスミン茶」「バラの香り香る紅茶」「アールグレイ ラベンダーの香り」が同じ価格で売られていました。

箱から取り出します(写真:サイゾーウーマン)

 中には、ビニル袋で密封された5つの紙コップと乾燥材が入っています。

箱の仕掛けの説明(写真:サイゾーウーマン)

 箱に書かれた説明によれば、カップを袋から取り出し、箱に戻すと下から取り出せるようになるとのこと。やってみます。

「やあ」と言っているかのよう(写真:サイゾーウーマン)

 箱の下が開くようになっていて、コップが出てきました。ウォータサーバーに設置されている紙コップのような仕組みで、1つずつ引っ張り出すことができます。

 自宅用で飲む際にはそこまで必要性は感じませんが、何人かで集まる場では楽しいかも。

取り出したコップ(写真:サイゾーウーマン)
覗き込むと……(写真:サイゾーウーマン)

 コップの底にメッシュ状のシートが見えます。その下に茶葉が入っているようです。

【ベルク】「cup-ji いちごの香り香る紅茶」215円を実飲!

作り方(写真:サイゾーウーマン)

 こちらの「作り方」どおりやっていきます。まず、メッシュ部分までお湯を注ぎます。

おそらく蒸らす作業(写真:サイゾーウーマン)

 次に、5回ほど回し、お湯と茶葉をなじませます。

お湯を注ぎます(写真:サイゾーウーマン)

 最後にお湯を注いで完成です。飲んでみると、紅茶の中にいちごの風味が強めに感じられて、おいしい! カップのカラフルなデザインも相まって、なんだかポジティブな気持ちに。

 ちなみに筆者は、飲み終わったらお湯を継ぎ足す……ということを繰り返し、1つのコップで4杯ほど楽しみました。

【ベルク】ティーバッグを置く場所がいらないのは◎、一つ“欠点”も

 「cup-ji いちごの香り香る紅茶」は、茶葉とフィルターがあらかじめ内蔵されたコップであることが判明。

 1個あたり43円と一般的なティーバッグより少々お高めですが、コップを用意する必要がなく、ティーバッグを置く場所がいらない点は便利。自宅にストックしておいて、お客様が来たときに出したら話もはずみそうです。

 ただ一つ、ティーバッグと違って茶葉に逃げ場がないので、ゆっくり飲んでいるとお茶が濃くなっていくのが欠点。とはいえ、コンスタントに飲み続けるシチュエーションであれば、それも問題なさそうだと感じました。

 独自路線を突き進み、ユニークな商品も多いベルク。今後もオリジナル商品から目が離せません!

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2024/11/27 15:20
ベルクは攻めるな