嵐・二宮和也、セリフは「しゃべりながら構築していく」――『ブラックペアン2』台本の裏話披露
嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BAY FM)。9月22日放送回では、主演ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(TBS系、以下『ブラックペアン2』)の台本に関する裏話を披露した。
目次
・二宮和也、国語のテストは「ほとんど点取れてない」
・“文字を書くこと”は「不得意ではない」ワケ
・『ブラックペアン2』の台本で気をつけたこと明かす
嵐・二宮和也、学生時代を回顧! 国語のテストは「ほとんど点取れてない気がする」
この日、リスナーからの“ごめんなさいエピソード”を紹介する「どうか穏便に」コーナーにて、「幼い頃から周りより勉強ができたため、マウントを取る癖がついてしまいました。ごめんなさい!」というメッセージが到着。
二宮は「すごい。もうメールでもマウント取ってる……。素晴らしいじゃないですか、こんなに圧をかけてくるなんて、久しぶりですね」とおどけながらコメント。
一方、自身は「国語はね、得意だと思っていたけど、あんまり(成績は)よくなかった気がする。『これを読んでどうなったか……』みたいな国語って、結構判定むずくない?」と苦手だったよう。
「(答案が)独特で、(テストでは)ほとんど点取れてない気がする」とのことで、「自分がどう読んだとか、どう感じたとか、このキャラクターはなんだったのかとかさ、たぶんうまく書けていなかったんだろうな……」と学生時代を振り返ったのだった。
嵐・二宮和也、“文字を書くこと”は「不得意ではない」ワケ
その後、嵐や二宮にまつわる質問を募集する「裏嵐」コーナーでは、ほかのリスナーから「二宮さんは文章を書くのは得意ですか? 主人の仕事の論文が一向に進みません。主人が論文を完成できるようアドバイスなどありましたらお願いします」とのリクエストが寄せられた。
二宮は、「なんの仕事してるんだろう。すごいね」とリスナーの夫を称賛しながら、「論文なんて書いたことないからわからないな……」「本当に日々(同番組を)聞いてるんですかね? こんなこと一言もしゃべったことないですからね、考えたら」とツッコミ。
番組放送作家のいたばし氏が「(二宮が)“文字を書くのが好きだ”っていう情報はよくここで流してますけど……」とフォローすると、「なにについて(書くか)にもよりますが、不得意ではないんじゃないかなとも思いますけどね」と語り、「人様より多く文章に触れている仕事をしているわけでもあるので、いろんな文章を読んでいく中で、ストックは溜まってるんじゃないですか?」と自己分析した。
嵐・二宮和也、『ブラックペアン2』の台本の話し合いで気をつけたこと明かす
そこから『ブラックペアン2』の台本の話題になると、ほとんどのドラマにおいて、二宮の場合はオファーを受けた時点で台本が未完成だとか。
そこで、「なんとなくの筋」がある中、制作サイドと「だったらこうしたいです」「ああしたいです」なとど話し合いをしながら「どんどん組み立てていく形がほとんど」だと説明。「だから書くことよりも、しゃべりながら構築していくほうが得意かもしれないね」と語った。
今回のドラマでは、「セリフをまるって変更する」こともあったといい、次に話すキャラクターのセリフに影響がないよう、「出口だけはきっちり(決めた上で)次のキャラクターがしゃべるように構成していく」ことも気をつけていたのだとか。
また、「そういうワンポイント、ワンポイントみたいな展開だったら(執筆するのは)早いかもね。ゼロからイチっていわれたら、たぶん難しいんだろうな……」と吐露。
「面白い、面白くないって言ってもらえるまでがエンターテイメントだって思ってる人じゃないと、お書きになれないわよね? 精神的に」とも語り、メールを寄せたリスナーには、「(夫と)一緒に書いてあげて」とアドバイスしたのだった。
この日の放送に、ネット上では「ニノは国語力がある。読解力、表現力にすごく長けてると思うな。お芝居を見てもバラエティーを見てもそう思う」「二宮くんの国語の解答見てみたすぎる」「面白い面白くないの批判を受けるまでがエンタメだって思えないとできない仕事なのは俳優さんも同じだよね。そこに全精力傾けて作品を作ってくれてることに毎回感謝」などのコメントが寄せられていた。