メーガン夫人のブランド「ARO」、商標申請が却下されていた! あきれた声続出のその理由とは

2024/09/07 12:00
堀川樹里(ライター)
2024年5月ナイジェリアでのメーガン夫妻(C)GettyImages

サセックス公爵夫人メーガンが半年前にローンチしたライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」について、いまだ商標権取得できていないことが明らかになった。米国特許商標庁から却下されたと報じられ、ネット上では、「他人のアドバイスを受け入れられないメーガン夫人ならではの初歩的なミス」「夫人と一緒に働く人が気の毒」だと騒がれている。

目次

メーガン夫人のブランド「ARO」商標登録できず
メーガン夫人に「他人のブランドに投資してる場合じゃない」の指摘

メーガン夫人のブランド「ARO」商標登録できず

 ヘンリー王子と王室を離脱した“フリーダム・フライト記念日”である3月14日に、新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード(以下、ARO)」を立ち上げることを発表したメーガン夫人。王室を強く意識したブランドのロゴらしきものを公式インスタグラムと公式サイトをお披露目し大きな話題になった。

 その後、セレブ友達やインフルエンサーに数量限定のジャムなどを贈り、SNSに投稿してもらうブランドプロモーションを展開したものの、商品を販売する気配はなし。何のためにブランドを立ち上げたのか、そもそも何がしたいのかもよくわからないと世間を困惑させていた。

 そんな夫人が今年2月に「ママ・ノウズ・ベストLLC」という会社名で申請していた「ARO」の商標が米国特許商標庁から却下されていたことが明らかになったのだ。


 英紙「デイリー・メール」によると、米国特許商標庁は夫人に対して「申請された商標の拒絶理由を通知する」ノンファイナル・オフィスアクションを送っていたとのこと。この通知を受け取ってから3カ月以内に拒絶理由を撤回できる状態までもっていくか、不服審判を請求するかの応答をしなければならず、期間内に応答しなければ出願放棄になってしまうのだという。

 48ページにおよぶ米国特許商標庁の通知には、却下理由として、「地理的特徴を示す単語は、その場所で作られた製品を売っている他者の製品説明を妨げることになるため使用不可」「正しい箇所に署名していない」「商標登録したい商品の説明が大まかすぎる」などを挙げているとのこと。

 夫人がヘンリー王子と2人の子どもたちと暮らすサンタバーバラの愛称「アメリカン・リビエラ」をブランド名にしたことが、「地理的特徴を示す単語」に引っかかったとみられる。また、すでに「アメリカ・リビエラ」という商品名でキャンドルが販売されていることも、商標が認められない理由となっているのだろうとの臆測も流れている。さらには申請費用の支払いにも落ち度があったようだ。

メーガン夫人に「他人のブランドに投資してる場合じゃない」の指摘

 これらの初歩的すぎるミスにネット上は「やっぱり」などとあきれる声が続出。「申請には弁護士や専門家が関わっただろうから、ダメなところはアドバイスされたはず。メーガン夫人が『私に逆らわないで!』と受け付けなかったのでは」「夫人は周りの人のアドバイスを聞かずに暴走するんだね」と推測する声が殺到した。

 アンチは、「今なら、AROの名前で商品を作ってもメーガン夫人は訴えることができない。パロディー商品とか作られるのでは」「ブランド名を変更しなきゃならないってダサすぎる」などと叩きまくっている。AROの公式インスタグラムは、フォロワーは減ってきているものの、まだ61万人以上のフォロワーがいることから「名前を変えずにキープしたいだろうね」「アカウント名が変わったら、みっともないよね」といった意地悪な声も上がっている。


 メーガン夫人は、米紙「ニューヨークタイムズ」のインタビューで「ググって”推しブランド”を探して、投資している」「自分が身に着けるブランドには注目が集まる」などと語っていたばかりだったことから、「自分のブランドもきちんと管理できないのに、他人のブランドに投資してる場合じゃない」と指摘も多く聞かれる。

 世界中から注目を集めた「ARO」は一体どうなってしまうのか? このまま消えてしまう幻のロイヤルゴーストブランドとなるのか? 見守っていきたい。

 

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

記事一覧

最終更新:2024/09/07 12:00
Spare (En La Sombra)
マーサ・スチュワートへの道は閉ざされた