筒井道隆、「あれ良くない」木村拓哉の“取り巻き”に苦言で共感呼ぶ

2024/08/28 15:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
木村拓哉の画像
主演にこだわり続けてウン十年の木村拓哉(写真:サイゾーウーマン)

 俳優の筒井道隆が8月27日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に生出演し、同年代の俳優・木村拓哉について言及。その内容が、ネット上で「そのとおり」と共感を呼んでいる。

目次

木村拓哉、殿様状態か
木村拓哉に助言
筒井道隆の発言に共感も

木村拓哉の“取り巻き”に苦言「ハハァ~ってやってて」

 この日は、MCの神田愛花の代役として俳優の石田ひかりが登場。さらに、1993年10月期の同局“月9”ドラマ『あすなろ白書』で石田とダブル主演を務めた筒井がゲスト出演し、同ドラマで共演した木村の話題となった。

 筒井といえば、昨年放送の『風間公親-教場0-』(同)に出演し、主演の木村とは1998年3月放送の時代劇『織田信長 天下を取ったバカ』(TBS系)以来、約25年ぶりの共演であることが話題に。

 筒井いわく、木村は現場で「なんか、すごく大御所みたいになって」いたといい、筒井が軽いノリで「グッモーニン!」とあいさつしたところ、「場違い感がすごい」雰囲気になったとか。

 そんな筒井に木村自身は苦笑しつつも「気さく」であったというが、「すごくなんか(関係者たちが)“ハハァ~”ってやってて」「あれ良くないですよ。いや、なんか(木村は)寂しいと思いますよ」と木村を殿様扱いする“取り巻き”に対し苦言を呈した。

木村拓哉に助言「トメとかやればいいのに」

 また、筒井は主演ばかり務める木村について、「トメ(クレジットの最後に表記される大物俳優)とかやればいいのにね、と思うんですよ、主演じゃなくて」発言。「二番手とかやるとまた視点が変わるから、楽しいと思いますよ。なんかもったいないなと思って、たまに違うことやったほうが(良い)」とアドバイスしていた。

「主演映画『バタアシ金魚』(90)で俳優デビューを果たし、程なくしてトレンディードラマに出たことでアイドル的な人気を誇ることとなった筒井さんですが、当時は『良い作品を作りたいだけなのに、なんでこんなちやほやされなきゃいけないんだろう』と売れることが嫌だったとか。それだけに、今もアイドルとしてトップを走り続ける木村には同じ俳優として思うところがあるのでしょう」(エンタメ誌記者)

筒井道隆の助言に共感も「主役しかやらないの変な感じ」

 筒井の木村に対する助言を受け、ネット上では「みんなが思ってることを言ってる。50歳を過ぎても若い頃のように主役しかやらないの変な感じ」「木村拓哉がアイドル俳優から抜け出せないのって周囲のスタッフのせいだと思う」などと共感する声が上がった。

「そんな世間の声に対し、『でも、木村拓哉が主演だと視聴率とるから』と異論もあるもよう。しかし、木村の主演作品は脇役を主役級俳優でガチガチに固めるのが“お決まり”。そのため、『木村主演だから高視聴率』なのか、はたまた『木村主演作は人気のキャストやスタッフが集められるから高視聴率』なのか誰もわからない状況が長年続いているとも。筒井は木村の演技を評価しているからこそ、今回のような発言をしたのでしょうが、木村サイドにとっては痛いところをつかれたともいえそう」(同)

 今年4月期の主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)では、天海祐希、竹内涼真、斎藤工、上川隆也といった主役級俳優と共演し、最終回で平均世帯視聴率13.2%の高視聴率を記録していた木村。彼の周囲は「木村主演作はコケさせてはいけない」というプレッシャーがあるのかもしれないが、木村の本音が気になるところだ。

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2024/08/28 15:00

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