【ヤオコー】グルメ

人気スーパー【ヤオコー】、グルメライターが全部食べて決定! おすすめPB商品まとめ【2024年6月最新】

2024/06/27 15:00
阿左美賢治(ライター)
ヤオコー(写真:サイゾーウーマン)

 株式会社ヤオコーが関東一円に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。熱烈なヤオコーファンのグルメライターがPBを実食し、おすすめレビューしてみました。

※2024年6月16日、2024年5月18日公開の記事を再編集しています

目次

ヤオコーとは?
PBおすすめ総菜:本当に旨いジューシー肉焼売 332円
PBおすすめ総菜:手握りおはぎ 2個入り213円
PBおすすめ総菜:ひとくちころころステーキ
PBすすめスイーツ3位:パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~
PBすすめスイーツ2位:パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~
PBすすめスイーツ1位:パイシュー ~つぶあん&ホイップ~
【ヤオコー】PBシュークリーム・エクレア部門 ランキングまとめ

ヤオコーとは?

 “食生活提案型スーパーマーケット”を謳い、埼玉に本社を置くヤオコーは、埼玉県に99店舗、千葉県に33店舗、群馬県に16店舗、東京都に14店舗、神奈川県に12店舗、茨城県に7店舗、栃木県に6店舗(すべて4月1日時点)を展開。

 業績(ヤオコー単体)は2024年3月期の連結決算によると、営業収益5,347億8,000万円(前期比9.6%増)、営業利益255億9,200万円(12.1%増)で、35期連続増収増益を達成。巣ごもり需要や物価上昇が追い風となり、売上高は右肩上がりとなっているといいます。

 また、プライベートブランド(以下、PB)「Yes!YAOKO」を展開していますが、さらにコンセプトの異なる「ハピネス」「プレミアム」「ベーシック」に細分化されているとか。

 加えて、業務提携しているスーパーマーケットチェーン「ライフ」と共同開発したPB「スターセレクト」も展開しており、PB一つ取っても奥が深そうです。

【ヤオコー】PBおすすめ:本当に旨いジューシー肉焼売 332円

 まず一つ目は、同チェーンのプライベートブランド「Yes!」の高品質ラインである「Yes! Premium」のチルド食品「本当に旨いジューシー肉焼売」(税込332円)です。

「本当に旨いジューシー肉焼売」の全体像 (写真:サイゾーウーマン)
中には大ぶりな焼売が6個入っています (写真:サイゾーウーマン)
レンジアップ後。つやつやの皮が食欲をそそります (写真:サイゾーウーマン)
2つに割ると、肉汁がたっぷり含まれていそうな断面がたまりません (写真:サイゾーウーマン)

 こちらは、ネット上で「ヤオコーの焼売が一番うまい」「崎陽軒を超えてる」などの声が見られるように、熱烈なファンの多い人気商品。

 名前の通りジューシー、かつしっかりと肉や玉ねぎのおいしさも感じられる餡の味と、舌触りのいい皮の食感が合わさり、かなり完成度の高い味となっています。決して激安ではありませんが、価格以上の満足感を与えてくれる逸品です。

 若干素材の味を殺してしまう部分はあるものの、揚げ焼売にするのも個人的にはアリです。

揚げ焼売にするのもアリ(写真:サイゾーウーマン)

【ヤオコー】PBおすすめ:手握りおはぎ 2個入り213円

 続けて紹介したいのが、惣菜・お弁当コーナーにある「手握りおはぎ」(2個入り税込213円)です。こちらは『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『マツコの知らない世界』(TBS系)などのテレビ番組をはじめとして、たびたびメディアで紹介される「ヤオコー」の名物商品となっています。

(写真:サイゾーウーマン)

 「手握りおはぎ」の2個セット。今回はあんことずんだ2種類が入ったものをチョイスしました

ふたを取ると、容器いっぱいに入った2種のおはぎがお出迎え(写真:サイゾーウーマン)
おはぎの断面。ずんだは比較的あんが少なめですが、あんこはご飯と1;1になるレベルで大量に盛られています(写真:サイゾーウーマン)

 こちらの特徴は、やはりあんこの量とその味わいだと言えるでしょう。通常のものに比べ、甘さが控えめ、かつ塩気が強めとなっているあんこは、口にいれた瞬間にまず塩気が広がり、その後優しい甘さとあずきの風味が追いかけて来る味わい。多めに盛られていてもくどさを感じることなくペロリと食べられてしまいます。

 ずんだのおはぎも、枝豆の味がしっかり感じられる優しい甘さ、かつ豆の粒がいい感じに残っているあんが絶品で、あんこと甲乙つけがたいおいしさです。

【ヤオコー】PBおすすめ:オリジナル「ひとくちころころステーキ」

 最後に紹介したいのが、3つの中でも特に筆者が激推ししたい商品であり、精肉コーナーに置かれている「ひとくちころころステーキ」(100gあたり138円)です。

「ひとくちころころステーキ」の全体像。この日は運よく2割引になっている商品を見つけました(写真:サイゾーウーマン)

 こちらはいわゆるサイコロステーキなどと同じ成型肉なのですが、原材料に牛肉と鶏肉という珍しい組み合わせが使われているのが大きな特徴。

 鶏肉が入っているからなのか、口当たりもムチムチした食感、かつジューシーな独特の味わいがあり、個人的にはこの世の成型肉の中で最もおいしいと感じる商品です。食べたことのない人はぜひお試しください!

フライパンで調理後。焦げやすいので強火での調理は厳禁!(写真:サイゾーウーマン)
かなりジューシーな断面です(写真:サイゾーウーマン)

 ちなみに、「ヤオコー」はこの「ひとくちころころステーキ」をオリジナル商品としてかなり推しているようで、公式サイト内にあるレシピ紹介ページでも、同商品を使ったものが多く公開されています。

【ヤオコースイーツ】シュークリーム・エクレア部門3位:
パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~(116円)

パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~(116円)(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~断面(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★☆☆
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
計 ★10

 3位はこちらもベルギー産のカカオマスが使用されたチョコクリームがウリのパイシュー。チョコクリームとホイップの相性は十分良いのですが、少しチョコクリームの味が無難すぎるというのが率直な感想です。

 もう少しビターな味付けにする、洋酒の香りを利かせるなどのもう一工夫があったほうがいいのでは、と個人的には思いました。マイルドなチョコレートの味が好み、という人には向いている商品のかもしれません。

【ヤオコースイーツ】シュークリーム・エクレア部門2位:
パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~(116円)

パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~断面(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★☆
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
計 ★11

 2位は、ミルククリームとホイップが使われたパイシュー。「グルメシュー」と異なり、那須塩原産の生乳がクリームに使われているようです。

 こちらはミルククリームとホイップが合わさることで、かなりミルキーさが強調されつつも統一感のある味わいが、サクサクのシュー皮とマッチしてハイレベルなおいしさ。強いて言えば、ミルククリームがもう少し濃厚な方が個人的には好みですが、これぐらいの軽さを好む人も少なくないのかな、と思いました。

【ヤオコースイーツ】シュークリーム・エクレア部門1位:
パイシュー ~つぶあん&ホイップ~(116円)

パイシュー ~つぶあん&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~つぶあん&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~つぶあん&ホイップ~断面(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★★
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
計 ★12

 見事1位に輝いたのは、つぶあんとホイップを組み合わせたパイシュー。こちらは、つぶあんについて産地などのこだわりが書かれていませんが、しっかり甘さがあるつぶあんに、ホイップのコクと軽やかな甘さが足されることで絶妙なハーモニーが発生。満足感がありながらもいくらでも食べられそうなおいしさがあり、文句なしで今回のベストでした。今後も、この商品をかなりの頻度でリピートしてしまいそうです。

【ヤオコー】PBシュークリーム・エクレア部門 ランキング

 1位~3位がいずれもパイシューが占めるという結果になりましたが、クリスピーなシュー皮が好きという筆者の個人的な嗜好も大いに影響している部分があり、人によっては普通のシュークリームやエクレアのほうが好きという方もいるでしょう。

 お近くに「ヤオコー」がある読者の方は、ぜひこの記事を参考に、同チェーンのPB商品の中で、自分のお気に入りであるシュークリームやエクレアを探してみてくださいね!

1位 つぶあんとホイップを使用したパイシュー ~つぶあん&ホイップ~

2位 那須塩原産生乳でつくられた牛乳入りクリームを使用したパイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~

3位 ベルギー産カカオマス入りチョコクリームを使用したパイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~

4位 ほろにがティラミス風シュークリーム

5位 ちょっと贅沢! 北海道産生クリームホイップと自家炊きカスタードのグルメシュー

6位 ベルギー産ショコラ香る! リッチカスタードエクレア

阿左美賢治(ライター)

阿左美賢治(ライター)

中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢ライター。焦って低糖質ダイエットを始め、150kgまで減量に成功したものの、近頃は再びリバウンド気味となっている。自宅で低糖質スイーツを作るのが趣味だが、コンビニやスーパーで見かける糖質たっぷりスイーツの誘惑に負けることも多々。

最終更新:2024/06/27 15:00
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