期待をさらに超えてくるとは……

鈴木亮平、Netflix映画『シティーハンター』代表作に？　世界4位で「想像以上」と絶賛続出

2024/04/28 08:00

サイゾーウーマン編集部

　俳優・鈴木亮平が主演を務める映画『シティーハンター』が、4月25日より動画配信サービス・Netflixで配信開始となった。SNS上には、さっそく視聴した人から絶賛のコメントが続々と上がっている。

鈴木亮平主演『シティーハンター』のあらすじや出演者

　『シティハンター』は、1985年から「週刊少年ジャンプ」（集英社）にて連載がスタートした北条司氏による同名漫画が原作。87年にテレビアニメ化を果たし、シリーズ4作とスペシャル3作が放送されたほか、劇場版も過去に5本公開した人気作で、これまで香港やフランスで実写映画が製作されたものの、日本では今回が初となる。

　鈴木が演じる主人公・冴羽リョウ（リョウ＝けものへんに「尞」）は、東京・新宿を拠点に、裏社会でのさまざまなトラブル処理を請け負うスイーパー（始末屋、通称「シティーハンター」）。仕事は超一流だが、「美女にはめっぽう弱い」という特徴があり、アニメ版では、声優・神谷明がコミカルかつシリアスなキャラクターを見事に演じていた。

　今回の実写版で描かれるのは、シティーハンターの“はじまりの物語”。ある事件で相棒・槇村秀幸（安藤政信）の死に直面し、彼の妹である槇村香（森田望智）とともに、その真相を追及するというストーリーだ。鈴木、安藤、森田のほかには、木村文乃、杉本哲太、迫田孝也、橋爪功ら実力派キャストが脇を固めている。

「主演の鈴木といえば、役作りのために徹底的な肉体改造を行うストイックさと鋭い洞察力でさまざまな役を完璧に演じきる実力派。そんな彼が日本初の『シティーハンター』実写版で主演を演じるということで、配信前から大きな注目を集めていました」（芸能ライター）

『シティーハンター』の大ファン・鈴木亮平、映画製作サイドに意見した内容とは？

　『シティーハンター』ファンからの期待を一身に背負うこととなった鈴木だが、そもそも彼自身も原作の大ファンだったとか。

「3月31日放送のバラエティ『だれかtoなかい』（フジテレビ系）にゲスト出演した際、今回の実写化にあたっては『脚本開発段階』から会議に参加したと告白。これまでさまざまな映画やドラマに出演してきた鈴木は、原作モノの作品で気をつけているポイントとして“原作ファンを大事にする”ことを挙げていました。対談相手の俳優・賀来賢人が『冴羽リョウを演じたくて（この世界に）入ったんですもんね？』と振ると、『まあ半分くらいはそうですね』『でも、それだけプレッシャーはやっぱり（あった）』と明かしていたんです」（芸能ライター）

　さらに、鈴木は今回の映画の制作の裏側についても告白。最初の原稿では、シティーハンターが「政治家のスキャンダルをもみ消す」依頼を受ける設定だったというが、「シティーハンターはこういう依頼は受けません」と制作側に意見したそう。「『シティーハンターが依頼を受けるのは、“自分の心が震えたとき”だけです』と（伝えた）。『それは原作に書いてるから、そこだけはぶらしちゃいけないと思います』っていうようなことを……。それはたぶん、ファンの総意なんですよ」と熱弁した。

　一方で、とあるシーンの撮影場所については「原作とは違うけど、明らかに面白くなる」と思いアイデアを出したとか。原作を深く理解しているからこそ、原作をアレンジできたようだ。

映画『シティーハンター』、鈴木亮平に絶賛の続出！　Netflixで世界4位に

　そんな今作に対して、SNS上では「鈴木亮平なら完璧な冴羽リョウを演じてくれると期待していたけど、これは良い実写化だった！」「想像以上に良かった。声、ガンアクション、ファニーな雰囲気……すべてが完全に冴羽リョウで泣いた」「鈴木亮平が冴羽リョウを完全にコピーしてるんだけど、なぜか声までアニメ版の神谷明が乗り移ってた。恐ろしい役者だわ」「最高だから、作品のファンはみんな見て。声まで神谷明さんに似ててビックリした」などと、絶賛の声が相次いでいる。

　そして鈴木だけでなく、ヒロインを演じた森田についても「森田望智が理想の香を演じていてビックリした！」「森田望智、相棒になっていく過程でだんだんとアニメの香そのものになっていってすごかった」と好意的なコメントが見受けられた。

　なお、配信翌日、Netflixのデイリー映画ランキングでは、日本と台湾、香港で1位を獲得。フランスでは2位に入り、世界総合では4位にランクインするなど、好スタートを切った。

　ひとまず、俳優陣の演技は称賛されている実写版『シティーハンター』。鈴木の新たな代表作となりそうだ。