【2024年1月期ドラマ視聴率】『Eye Love You』が『正直不動産2』超え? キスシーンで議論勃発
3月5日午後10時から第7話が放送される二階堂ふみ主演の連続ドラマ『Eye Love You』(TBS系)。ネット上では、第6話で登場した二階堂と韓国俳優のチェ・ジョンヒョプのキスシーンが話題だが、業界内ではNHKの裏番組との“視聴率争い”も注目されているようだ。
目次
・『正直不動産2』と視聴率競争
・韓国のNetflixで4位の快挙
・第6話のキスシーンに議論勃発
『Eye Love You』『正直不動産2』の視聴率競争、軍配は?
同ドラマは、民放GP帯連ドラ史上、初めてヒロインの相手役に韓国人俳優を迎えた作品。目が合うと相手の心の声が聞こえる能力“テレパス”を持つ主人公・本宮侑里(二階堂)と、4歳年下の韓国人留学生ユン・テオ(チェ)のファンタジックな恋模様がオリジナル脚本で描かれる。
同作は第1話の平均世帯視聴率が5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と不安な滑り出しだったが、第2話で6.3%まで上昇。今クールは右肩下がりの連ドラも目立つが、『Eye Love You』は第3話以降で6%付近をキープしており、安定しているともいえる。
「『Eye Love You』と同じ火曜10時台には、NHKで山下智久主演『正直不動産2』が放送中。こちらも同じく5~6%台が続いていますが、これまでの世帯平均視聴率の平均値では『Eye Love You』がわずかに上回っていで、この調子が続けばTBSに軍配が上がりそう」(テレビ誌記者)
『Eye Love You』韓国のNetflixで4位の快挙
また、同作はNetflixにて世界各国で順次配信されることがアナウンスされているが、すでに配信中の韓国では「韓国におけるNetflix週間TOP10」(※1月29日~2月4日)において『Eye Love You』が4位を獲得。韓国芸能ニュースを配信する「Kstyle」によれば、これは“日本の作品で初の記録”だという。
そんな快挙を成し遂げている『Eye Love You』だが、日本では放送以前から、キスシーンが登場した際に「韓国式になるのか、はたまた日本式か?」という点が一部韓国ドラマファンの間で話題に。
どうやら、日本と韓国のドラマのキスシーンには、いろいろな違いがあるようだ。
「韓国ドラマファンの間でも認識が微妙に異なるので、あくまで個人の見解ですが、韓国のドラマは、男性が女性の唇を何度もハムハムしたりと、妙にねっとりしていて、サクッとは終わることはまずない。さらにカメラが寄ることで、口元や2人の表情、息遣いを際立たせている作品も多いですね。これに対し、一般的な日本の恋愛ドラマは、唇をつけた状態で俳優2人がじっと静止している作品が目立つ。カメラワークも引きだったり、口元を隠したり、シルエットだったりと、あえて淡泊に撮っているようにも感じます。なので、多くの韓ドラファンは『Eye Love You』のキスシーンを『物足りない』と感じているのではないでしょうか」(韓ドラファン)
第6話のキスシーンは日本式か、韓国式か……議論勃発
『Eye Love You』では、これまで侑里とテオのキスシーンが2回登場したが、第6話で2度目のキスシーンが放送されると、ネット上では“どっち式か”と考察する視聴者が続出。
その中には、「2度目も日本式かー。カメラ引いてるし、途中から口元見えないし」「どうせなら韓国式のキスシーンが見たかった! チェ・ジョンヒョプくんも、初めての日本式のキスシーンに戸惑ってそう」と“日本式寄り”のコメントが目立つ一方で、「口元よく見ると、テオくん結構深くまでいってない? これは韓国式キスだと思う」「テオくんが韓国式キスしてるのに、日本のドラマ班が日本式で撮っちゃってて残念」といった意見もあり、議論が起きているようだ。
民放動画配信サービス・TVerでも、お気に入り登録数が110万人を超えるなど好調な『Eye Love You』。最終回に向けてさらに盛り上がりを見せそうだ。