松本人志批判の指原莉乃にセクハラ疑惑、メンバーには「嫌われたら終わり」の空気も
近頃X(旧Twitter)上で、「サシハラスメント」というワードが飛び交っている。これは、元HKT48・指原莉乃が、かつて後輩メンバーに行っていた“セクハラめいた言動”を指す造語。業界内でも「現役時代の指原は、48グループ内で権力を持ちすぎていた。後輩たちの間では、“指原に嫌われたら終わり”という空気が漂っていたようだ」(芸能記者)と指摘されている。
目次
・指原莉乃のアイドル時代
・Xで拡散中のサシハラスメント動画
・指原莉乃に嫌われたら“終わり”の空気
HKT48劇場支配人を兼任、総選挙3連覇……指原莉乃の輝かしいアイドル時代
指原は2007年に行われたAKB48の5期生オーディションに合格し、グループの一員として活動。しかし、12年に「週刊文春」(文藝春秋)で過去の恋愛を報じられた影響により、福岡を拠点とする姉妹グループ・HKT48へ移籍した。
「HKTは結成間もない状況で、当時は“左遷”といわれたものの、指原はアイドルとしてだけでなく、経験の浅いメンバーの指導も行うなどプロデューサー的な役割を担うようになり、13年には『HKT48劇場』の支配人を兼任することに。48グループ内での存在感を強めていきました」(同)
また、同年に行われた『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』で、指原は1位を獲得する。
「翌年は、AKB・渡辺麻友に首位を奪われ、2位にランクダウンしましたが、15年は再びトップに返り咲き、その後3連覇。このような輝かしい成績を残し、指原は19年にHKTを卒業しました」(同)
指原莉乃、後輩メンバーに対する「サシハラスメント」が物議
HKT時代の指原は、後輩たちをいたく可愛がっており、その様子はたびたびテレビ番組で取り上げられていた。しかし最近、その言動が「行きすぎていたのでは」と問題視されるように。
「Xでは現在、かつて放送されていたHKTの冠番組『地元ファン獲得バラエティ HKT48のおでかけ!』(TBS系)でのワンシーンが大拡散中。オンエア画面には『13歳にサシハラスメント!』というテロップが表示され、指原が当時13歳のメンバーの頬にむしゃぶりついたり、“口と口でのキス”をしていることがメンバーによって明かされる映像で、指原とともに番組MCを務めていたフットボールアワー・後藤輝基が『(キスされた後輩が)嫌がってへん?』とも指摘しています」(同)
指原は、昨年12月に「文春」で、8年前の性加害疑惑を報じられたダウンタウン・松本人志について、同29日の『ワイドナショー 年末3時間生放送SP』出演時に「(被害者が8年越しに声を上げたことを批判せず)時間がたっても同じように扱うべき」と主張。芸能界の大御所・松本、並びに吉本興業に忖度しない姿勢が、X上でも評価されていた。ところが、そんな彼女自身が過去の後輩に対するセクハラ疑惑が掘り起こされ、物議を醸すことになった。
指原莉乃に嫌われたら“終わり”という空気――研究生が涙見せる騒動も
X上には、くだんの“サシハラスメント”動画に対し、「後輩はイヤだと言いにくかったんだろうなというのが伝わってくる映像」「女性同士だからって許されないでしょ」といった批判が噴出している。
「指原がHKTに移籍後、グループ内で“権力”を持つようになったのは確かです。17年の総選挙前、配信アプリ・SHOWROOMで、当時AKB48グループ総支配人を務めていた茅野しのぶ氏が“指原があるHKT研究生のことを『伸び率ない』と言っていた”と話している様子が誤って流れてしまう“放送事故”がありました。当時のメンバー間には、指原に嫌われたり目をかけられなければ“終わり”という空気もあり、名指しされた研究生が翌日のSHOWROOM配信で涙を見せる……という騒動も起きていたんです」(同)
ハラスメントは“力の差”を背景に生じるもの。指原からの過剰なスキンシップを「嫌だと思っていても口に出せなかった可能性は否定できない。昨今の流れから、今後、メンバー本人から告発が出てこないとは言い切れません」(同)という。
2月29日正午現在、指原は今回のXでの炎上に関してコメントなどは出していないが、無言のまま沈静化を待つつもりなのか。