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Number_i、デビュー曲DL数がTravis Japanに届かず……YouTubeは2倍の差

2024/01/12 10:00

サイゾーウーマン編集部

「GOAT」で再スタートを切ったNumber_iの3人（写真：サイゾーウーマン）

　元King＆Prince（以下、キンプリ）メンバー・岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀からなるユニット・Number_i。今年1月1日に1stデジタルシングル「GOAT」をリリースし、本格的な音楽活動をスタートさせた。オリコン調べによると、同曲の初週ダウンロード（以下、DL）数は6.6万DL（65,891DL）を記録。惜しくも、22年にデジタルシングルで全世界デビューを果たしたTravis Japanの売り上げには届かなかった。

　元キンプリの3人は、昨年5月22日をもってグループを脱退。神宮寺と平野は同日付で旧ジャニーズ事務所（現・STARTO ENTERTAINMENT）を退所後、7月7日に滝沢秀明氏のアーティスト会社・TOBEへの移籍を表明した。岸は9月30日まで旧ジャニーズに在籍し、10月15日にTOBEに合流。3人で新ユニット・Number_iとして活動していくと宣言した。

　そして、年明け1月1日に1stデジタルシングル「GOAT」をリリース。Number_iのYouTubeチャンネル「Number_i OFFICIAL」で12月31日に公開されたオフィシャルミュージックビデオ（以下、MV）は、配信から3日で1000万回再生を突破したという。

「ファンは3人の音楽活動を待ち望んでいただけに、MVのコメント欄も大盛り上がり。8万件を超える反響が寄せられています（1月12日時点、以下同）。さらに、Number_iサイドは8日に新たな動画『Number_i – GOAT (Official Dance Performance M/V)』をアップしており、300万回再生を突破するなど、こちらも好ペースです」（ジャニーズに詳しい記者）

　なお、「GOAT」は1月10日にオリコンが発表した最新「オリコン週間デジタルシングル（単曲）ランキング」で初週6.6万DLをマークし、初登場1位を獲得した（集計期間は1月1～7日）。

「ちなみに、彼らの古巣・旧ジャニーズに所属するTravis Japanは、22年10月28日に1stデジタルシングル『JUST DANCE！』をリリースし、全世界デビューしました。同年11月2日公開のニュースサイト・ORICON NEWSの記事によると、同楽曲は配信開始から3日間で6.7万DL（6万6,716DL）を記録。『オリコン週間デジタルシングル（単曲）ランキング』（集計期間は10月24～30日）で初登場1位というスタートを切っていたんです。Travis Japanは3日間で6.7万DL、Number_iは約1週間で6.6万DLですから、初週時点でデビュー作の売り上げはTravis Japanの記録を下回る結果となりました」（同）

Number_i、YouTube登録者はTravis Japanの「2倍」

　シングルのDL数ではわずかに負けてしまったNumber_iだが、YouTubeの数字を見る限り、Travis Japanよりも勢いづいていることがわかる。

　Travis Japanのチャンネル登録日は22年9月26日で、登録者数は31.7万人。一方、昨年10月15日に開設されたNumber_iのYouTubeはチャンネル登録者数が65.9万人にまで伸びていた。設立3カ月にして、Travis Japanとはおよそ2倍の差がついているのだ。

「また、Travis JapanのYouTubeでは22年10月28日に『JUST DANCE！』のMVを公開していますが、現時点で再生回数は1583万回になっています。同チャンネルで公開されている最新MVは、昨年12月21日にアップされた、同20日発売の1stアルバム『Road to A』収録曲『LEVEL UP』となっているものの、再生回数は34万台。かたや、Number_iの『GOAT』は順調に視聴数が増えて2288万回に到達しており、1年以上前の『JUST DANCE！』の再生回数を上回っていました。そのため、楽曲のDL数だけで人気を判断することは難しいでしょう」（同）

平野紫耀、YSLアンバサダー就任でリップの売り上げが「前日比約540倍」で大反響

　そんな中、1月10日にはNumber_iメンバー・平野が人気コスメブランド「イヴ・サンローラン・ボーテ（YSL）アジアアンバサダー」に就任したことが明らかに。平野はYSLアイコンリップ「ルージュピュールクチュール」の新ウェブCMに起用され、日本テレビ系NNN30局のニュースサイト・日テレNEWS NNNの記事（同日午後11時台配信）によれば、東京都内の店舗には多数の平野ファンの姿があったという。

　平野のアンバサダー就任が発表されたのは同日午前4時だったが、「正午ごろに表参道ヒルズ内の店舗を訪れると、入店待ちの列が。午前11時のオープンでしたが、2時間前から並ぶファンもいた」（原文ママ）とか。駆けつけた人々は、店頭ビジョンのCM上映をスマートフォンで撮影していたほか、新CMで平野が使用しているコスメを購入していたそうだ。

　さらに、商品を取り扱うECサイトも大反響だといい、「ブランドによると、アンバサダー就任を発表した午前4時から正午までの、YSLアイコンリップ『ルージュピュールクチュール』の売り上げが、前日と比べると約540倍にもなった」と、商品が爆売れしていることも伝えている。

　多くのファンに支えられ、華々しいデビューを飾ったNumber_i。平野だけでなく、神宮寺や岸の個人活動にも期待が高まる。