ビヨンセ母「負け犬どもには本当にうんざり」! ビヨンセ“白人化”で炎上に猛反論
現地時間11月25日にロサンゼルスで開催された『Renaissance:A Film By Beyoncé』のワールドプレミアに登場したビヨンセの肌が「白人の肌の色」だとネットで炎上。「肌をブリーチしているに違いない」「白人になりたいんだろう」と、お祭り騒ぎになった。
ついにビヨンセ母の堪忍袋の緒が切れ、インスタグラムで猛反論。ネットユーザーをあざ笑うような投稿だったことで、ネット上はますます盛り上がっている。
問題になっているのは、ビヨンセのコンサート映画『Rencaissance:A Film By Beyoncée』ワールドプレミアに登場したビヨンセの写真。シルバーのカーテンをバックに、ヴェルサーチェのシルバードレスを着用し、シルバーブロンドでそろえた髪の毛をストレートに下ろしたスタイルだ。このときの写真が、白人女性のように見えると、ネット上でたちまち話題になった。
X(旧Twitter)やTikTokには、「別人かと思った」という声が殺到し、「色もそうだけど、肌の質感も白人そのもの」「肌を漂白しているに違いない」「そんなに白人になりたいのか」「ほんとに黒人なのか疑わしい」と大炎上。英紙「デイリー・メール」電子版は、このビヨンセの写真に「スキンブリーチは命に関わる危険な施術」と警告を発する専門医のコメントをつけて記事にするなど、メディアも取り上げる騒ぎへと発展した。
さらには、「カイリー・ジェンナーかと思った」「いや、キム・カーダシアンにそっくり」「キムを目指しているのでは?」といった声まで上がり、収拾がつかなくなってきたタイミングで、ビヨンセの母親ティナがインスタグラムで猛反論を行った。
ビヨンセ母、「負け犬どもには本当にうんざり」
ビヨンセがブルー・アイビーらとコラボした「Brown Skin Girl」をバックに流した「ビヨンセの肌はブラウン」だと主張する動画のキャプションで、「愚かで無知な人たちの、ビヨンセに対する憎悪にあふれた人種差別的な発言」を目にして、投稿することにしたと述べた上で、『Rencaissance』ツアーのテーマはシルバーだから、シルバーヘアーにし、シルバーの衣装を身にまとい、シルバーカッペットの上を歩いたのだと説明。
また、米大手ゴシップサイト「TMZ」の白人女性記者が、ビヨンセのヘアスタイリストに連絡し「ファンはビヨンセが白人になりたがっていると言っていますが、どう思いますか?」と取材したことを知り「白人女性が“黒人であること”について議論する資格を持つと感じている」おこがましさに「血が沸騰した」とつづった。
ティナは、今回の炎上騒ぎに一部の黒人が参加していることに失望したとも明かし、「娘が叩かれることにうんざりしている」「負け犬どもには本当にうんざり」と吐露。「娘は怒るって知ってるけど、書かせてもらったわ」と、怒りをあらわにした。
「ビヨンセは七変化するスター」とファンも反撃
ビヨンセの母親ティナ・ノウルズは、アメリカ南部に最初に入植したフランス人、スペイン人の子孫であるクレオールと、アフリカ系アメリカ人の混血であり、肌の色はライトブラウン。
ビヨンセは照明や着る服によって、肌の色が明るく見えることがあり、これまでも「白人のファンが多いから、白人に寄せて肌をブリーチするようにしてるんじゃないか」と陰口を叩かれることがあった。ティナは、そのたびに苦々しく思っていたのだろう。
このティナのインスタグラムの反論を多くのファンが支持し、「ビヨンセは七変化するスターなんだから、こんなことでうろたえるな!」「シルバーのウィッグにドレスを着たことで、肌の色が薄く見えるのに!」「本当にばかな人が多いよね」と反撃を開始した。
ビヨンセ本人は、白のフードがついたトップスに白のパンツ、白のジャケットに白のヒールを履いた写真を複数枚インスタグラムに投稿。キャプションはついていないが「私はブラウンの肌だから! 白とは違うから!」と、アンチたちをあざ笑うメッセージに違いないとファンを喜ばせている。
これにて炎上終了かと思いきや、ネット上では陰謀説を唱える者たちが「ビヨンセのクローンじゃない?」「本物は消されてるとか?」「テイラー・スウィフトと肌の色が変わらない」などとつぶやき続けており、しばらく“”ビヨンセ白人化”についての話題は続きそうだ。
人種差別問題と結びつきやすい肌の色は、とてもセンシティブな話題であるため、今後も「肌の色が薄く見える」「濃く見える」といった話題で炎上するセレブは後を絶たないとみられている。