コラム
ママ友トラブル

中学受験ママ、公立組の仲良しママ友と「距離を取るようになった」理由

2023/11/26 16:00
池守りぜね(ライター)

 近年、中学受験者は右肩上がりだが、全体的に見れば、受験する家庭はまだまだ少数派。子どもの頃はのびのび過ごさせたいと考える家庭のほうが多いというのが実情だ。 

 よく中学受験を考えているママたちの間で聞かれるのが、「中学受験をすること自体、周りには言わない」というケース。子どもの学力から進学先の詮索をされたり、勉強時間などに口出しされるなど、嫌な思いをすることがあるため、 「言わない」という選択は賢明だと思う。

 しかし今回のように、長年家族ぐるみの付き合いを続け、 お稽古事も一緒というママ友に、中学受験を隠し続けるのは不可能。とはいえ、中学受験しない家庭のママ友には、やはり理解しがたい面があるだけに、 中学受験や塾の話題は自分からは振らない――こちらからは情報を与えないようにするのが、余計なことを言われないためには必要な心得だ。

 それでも子ども同士で仲が良いと、知らず知らずのうちに受験や塾の話も伝わってしまうかもしれない。完全に情報をシャットダウンすることはできないが、子どもにも「中学受験をしない子には塾や受験の話はしない」と徹底しておくべきだろう。

 受験が終わると、公立に進学するママ友から、子どもの進学先の詮索が始まるという話も聞く。中学受験を経験しないママ友から、進学先について「聞いたことがない学校」 という心無い言葉を投げかけられたというケースも珍しくない。

 中学受験は、家庭の教育方針や経済力にも関わってくるセンシティブな話。まだまだ少数派である受験組のママのほうが、気を使わなければならない話題なのかもしれない。



池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2023/11/26 16:00
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