[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

キッチンの油汚れ掃除には○○が正解! 「安い洗剤」でもキレイに大変身

2023/11/21 17:00
伊藤まき(収納ライター)

【キッチン汚れの掃除2】サビ落としには「チオグリコール酸アンモニウム」

キッチンの写真
湿気が深刻な家だったのでサビが多い(C)maki_organize

 キッチンカウンターの「もらいサビ」も落とします。100均のサビ落とし剤でも十分に落とせるレベルと量ですが、この家は鉄部のサビが多いので本格的なパワー洗剤を用意しました。

洗剤の写真
サビ落とし剤の成分は、商品によって異なる(C)maki_organize

 ホームセンターで「ネジザウルスリキッド」を購入。 成分表記に「チオグリコール酸アンモニウム」とあれば、サビ除去効果が高いそうです。

【キッチンのパーツ交換1】調味料ラックはダイソーの「ジョイントラック」に変更

キッチンの写真
ワイヤーネットの汚れは落としにくい(C)maki_organize

 30年前の調味料ラックです。ネジで固定されているだけなので、こういった「外せる型」は、ネジを取って外します。

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ウタマロ洗剤を活用(C)maki_organize

 白のワイヤーメッシュを外すと、埃や鉄屑の汚れが。汚れを落としても、キッチンレールがひどく傷み鉄屑が出てくるので、いっそのこと取り除くことに。扉の内側空間はすべて「ウタマロ洗剤」を使って汚れを落としました。

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ダイソーのジョイントラックは40×25cmの棚板がぴったりサイズでした(C)maki_organize

 以前の白い調味料ラックを思い切って処分し、ダイソー「ジョイントラック」に交換しました。ワイヤーネットは、油汚れが付着すると面倒ですが、100均なのでいつでも低予算で交換できます。


【キッチンのパーツ交換2】排水溝まわりのゴミ受けは「浅型」に

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ヌルヌル汚れが目立つ3点(C)maki_organize

 排水溝まわりのパーツ3点の汚れもこすり洗いで落ちますが、こすり傷を増やすほど汚れやすくなるので、いっそのこと処分。また、深型の「ゴミ受け」は汚れが増えやすいので型から選び直します。

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生ごみを溜め込まない「浅型」に交換(C)maki_organize

 排水管からの臭いを抑える「防臭ワン Y型」は約650円。浅型の「ゴミ受け」の交換費用は870円。ゴムのフタはあえてなくすことで、ゴミ処理も早くなります。