サイゾーウーマン芸能テレビ朝ドラ『ブギウギ』に不満の声が噴出 芸能 趣里の黒歴史にならないといいが…… 「#ブギウギ反省会」タグがついに活発化――朝ドラ不評の原因をテレビ関係者が考察 2023/11/05 12:00 村上春虎(ライター) 芸能ウラ情報 Getty Imagesより NHK連続テレビ小説『ブギウギ』のストーリー展開に、ネット上で疑問の声が噴出している。というのも、趣里演じるヒロイン・スズ子が脇役になってしまっているのだ。 「『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんの半生をモデルにしたフィクションですが、ここまでは、ほぼ史実通りと思われます。劇中では、スズ子が入団している梅丸少女歌劇団(USK)で団員たちが待遇改善を求めたストライキ、いわゆる『桃色争議』が勃発。みんなを率いて山寺に立てこもったリーダー・大和礼子(蒼井優)が、その責任を取らされて歌劇団を辞めさせられることになりますが、現実でも同じ名称のストライキが松竹少女歌劇部(後の松竹歌劇団)で起き、その中心人物が劇団を追われています」(芸能ライター) ストライキの間、スズ子は一応、礼子の行く末をそばで見守っているのだが、特にその労働争議に大きく絡んでいくわけでもないのだ。 「スズ子の傍観者的な立場に対し、X(旧Twitter)上では、ドラマのネガティブな点について話す『#ブギウギ反省会』タグも活発化してきました。『スズ子がいなくても話が進む作り』『スズ子と礼子、どっちが主役かわからん』『主人公が話の中心になりきれてない』『主人公がずっと消えている印象』といった声が出ています」(同) 前作『らんまん』の第3週までの平均視聴率は17%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を超えていたが、『ブギウギ』は第1週でこそ16%を上回っていたものの、2週、3週目は15%強と、わずかだが落ちている。 また、視聴者から不満が出ているのは、ヒロインの描き方だけではないようだ。 「例えば、まだ幼いスズ子を、歌声を聞いただけで特別に研究生として劇団に入れた林部長(橋本じゅん)。今後のストーリーにも深く絡んでくるのかと思いきや、たまに稽古に顔を覗かせる程度です。ストライキの際は、劇団員側に立ち、社長の大熊(升毅)と対峙しますが、礼子を辞めさせるという大熊の前に、それ以上何も言えないなど、たいした働きはしませんでした。そのほか、スズ子の後輩・秋山美月(伊原六花)も、その有能さゆえ、最初でこそ研究生たちに厳しくあたり、波風を起こしていましたが、ストライキ編になると、そのキャラが極端に目立たなくなっている」(テレビ業界関係者) 『ブギウギ』スズ子の両親や個性的な脇役も影が薄くなり…… もったいない配役はUSK周りだけではないとのこと。 「スズ子の父親で、脚本家になる夢をまだ諦めきれずにいる飲んべえの梅吉(柳葉敏郎)、その妻・ツヤ(水川あさみ)も、スズ子がUSKに入った後は、娘の人生に大きく関わるシーンがありません」(同 ほかにも、最初こそ、商店街の占い師(なだぎ武)や、アホのおっちゃん(岡部たかし)、記憶喪失のゴンベエ(宇野祥平)といった個性的な脇役キャラで賑わっていたが、彼らの出番もなくなってしまった。 「先述の通り、史実に少し肉付けしたストーリーにしかなっていないため、その“年表”に必要のない人物は極力登場させない方針なのでしょう。それでいて、スズ子が物語の傍観者になっているため、“誰の物語”なのかがわからなくなってきています」(同) 礼子が去ったあと、スズ子が、その穴を埋めるようにUSKのスターになっていくことを願いたいが、そこに至るまで視聴者はついてきてくれるだろうか。 フワちゃん、業界内での評判が急落か? テレビ関係者が語るあのちゃんとの違い 明るく誰にでも物怖じしないキャラで大ブレイクしたタレント・フワちゃん。しかし最近、テレビ業界内での評価が急落しているという。 「評価を落としている原因は“遅刻癖...サイゾーウーマン2023.10.29 『M-1』王者史上最速で仕事がなくなりそうな芸人は? テレビ関係者が暴露 10月14日深夜に放送された『オールスター後夜祭'23秋』(TBS系)で、お笑いコンビ・ウエストランド・河本太が、絶叫する場面があった。 同番組は『オールスタ...サイゾーウーマン2023.10.26 朝ドラ『ブギウギ』の趣里、どうしてヒロインに抜てきされた? 関係者が語る“ヒットのカギ” 10月2日からスタートしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。初回視聴率は世帯で16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、個人で9.4%と、前作『らんまん』初...サイゾーウーマン2023.10.09 村上春虎(ライター) 1976年生まれ。バラエティ番組や情報番組などテレビ番組の制作に携わる傍ら、現場で見聞きした情報やリサーチしたネタをネット記事で放出する。 最終更新:2023/11/05 12:00 『ちむどんどん』化は避けたいところ 関連記事 『坂上どうぶつ王国』14歳年下妻の登場でランクイン! TVerバラエティ番組「いいね数」ベスト10【10月23日~29日】声優・鈴木達央が退所のウラで……“10年不倫”櫻井孝宏の近影にファン「やつれた」【最新】2023年10月期・秋ドラマ13作品の視聴率&情報まとめー下剋上球児、いちばんすきな花など『いちばんすきな花』視聴率4%台も……秋ドラマ唯一のTVerお気に入り数100万超!「あやなん暴走を止めるのが最優先事項」前代未聞の大炎上、東海オンエア側の対応は? 次の記事 【ニトリ】2,990円収納ラック、コスパ◎ >