遅刻ぐせ業界人から嫌われる

フワちゃん、業界内での評判が急落か? テレビ関係者が語るあのちゃんとの違い

2023/10/29 12:00
村上春虎(ライター)
フワちゃんの画像
DJ松永と同じく遅刻癖があるフワちゃん(写真:サイゾーウーマン)

 明るく誰にでも物怖じしないキャラで大ブレイクしたタレント・フワちゃん。しかし最近、テレビ業界内での評価が急落しているという。

「評価を落としている原因は“遅刻癖”です。それも1度や2度ではなく、常習犯というから始末に負えない。しかも、番組が事前アンケートをお願いしても、返ってこないそうです。昔は業界も時間の感覚が緩く、会議も朝方、深夜まで延々とやっていた。しかし最近は、そんなテレビ業界の気風も変わり、働き方改革の名の下に時間管理が厳しくなっている。1人のタレントの都合によって、気を揉みたくないのが本音です」(テレビ業界関係者)
 
 こうした悪評が広まる中、レギュラー番組だった『ゼロイチ』(日本テレビ系)も今年9月いっぱいで終了してしまった。
 
「番組終了の主な原因は視聴率の低迷ですが、フワちゃん個人の悪評が広まる中での打ち切りですからタイミングがよくありません。彼女が現在、地上波で正式にレギュラーになっている番組は『行列のできる相談所』(同)ですが、この番組も局の上層部が目を付けている“打ち切り対象番組”なんです」(同)

 そもそもフワちゃんが世間から注目されるようになったきっかけは、『ウチのガヤがすみません!』(同)で指原莉乃の友達として登場したことだった。

「もともとフワちゃんはYouTuberとして人気者だったので、 “YouTube芸人”という立ち位置をテレビマンが珍しがり、使い始めました。当時はテレビ界にYouTuberを珍重する空気があったので、“ハイブリッド”な感じが、ありがたがられたんです。また賛否はありますが、ビートたけし、明石家さんま、ダウンタウン、ヒロミ、さらには黒柳徹子に和田アキ子、小池百合子東京都知事ら著名人相手にも臆することなくタメ口、呼び捨てで接することも彼女の特徴でした」(同)
 
 だが最近は、遅刻癖やアンケートに答えないなど仕事の怠慢ぶりが目立つようになり、業界内での評価が一変したわけだ。さらにここにきてライバルも出現している。

あのちゃんは“無礼”と“面白い”のバランスがうまく取れてきた

「飛び道具的なキャラでいえば、あのちゃんも同類で、彼女の勢いが止まりません。歌手活動も順調で、同類キャラの中では頭ひとつ抜けた感じがします。あのちゃんも失礼キャラが物議を醸すことがありますが、最近は“無礼”と“面白い”のバランスがうまく取れてきている。それはアンチコメントに自身が傷つき、四苦八苦しながら仕事をしているからでしょう」(同)


 一方、フワちゃんはアンチとは全面的に戦う姿勢のようで、10月10日放送の日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、アンチコメントが「1万7,000件来たよ」と笑顔で発言。さらに、22日深夜放送の『さしフワご相談ナイト』(フジテレビ系)では、SNSのアンチユーザーをことごとくブロックしていると語り、「私にブロックされただけでも名誉なことだと思え!」と挑発していました。

 果たしてフワちゃんは今後、業界内での信頼を取り戻し、芸能界で生き残ることができるのだろうか。



村上春虎(ライター)

村上春虎(ライター)

1976年生まれ。バラエティ番組や情報番組などテレビ番組の制作に携わる傍ら、現場で見聞きした情報やリサーチしたネタをネット記事で放出する。

最終更新:2023/10/29 12:00
フワちゃんはテレビに執着してなさそう