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パニック障害のジュリー氏に「這ってでも出て」発言、上沼恵美子に「差別」「理解していない」と強い抗議も

2023/10/10 13:28
仲宗根由紀子(エンタメライター)
2023年9月7日の会見。井ノ原快彦、東山紀之、藤島ジュリー景子氏の画像。
9月7日の会見で発言する藤島ジュリー景子氏ら(写真:サイゾーウーマン)

 パニック障害の診断を受け、10月2日の会見を欠席したジャニーズ事務所前社長・藤島ジュリー景子氏について、タレントの上沼恵美子が「ズルいねん」「ほうて(這って)でも出て」などと発言。これに抗議するネットユーザーが相次いでいる。

 10月2日の会見の序盤、同事務所副社長・井ノ原快彦が代読した手紙で、ジュリー氏は「20代の時から私は時々、過呼吸になり、倒れてしまうようになりました。当時、病名はなかったのですが、今ではパニック障害と診断されています」と告白。

 その上で、「皆様の前でお話したいことを過呼吸にならずにお伝えできる自信がなく、このようなお手紙にさせていただきました。誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 しかし、8日放送のニュースバラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で司会を務める上沼は、「パニック障害の方、多いんです。そういう方がみんなここに出てこいって言ってるんやないけども、この人は出なければいけない義務がかなりある。義務です。東山(紀之)さんよりも、井ノ原さんよりも、弁護士よりも、あなたが出なあかんかった」とジュリー氏への苦言を展開。

 さらに、「誹謗中傷で日本の大学を諦めた娘と会うため」との理由で、先月、娘が滞在するハワイへ渡航したジュリー氏に対し、「週刊誌でハワイに遊びに行ってるみたいな記事が出ました。“そんなことをまた記者からツッコまれたら嫌やな”と思って出えへんかったんちゃうか? って私なんかは思いました」と臆測を述べた。


上沼恵美子の「(ジュリー氏は)這ってでも出て」発言が物議

 その後、コメンテーターの美川憲一から「パニック障害の気持ちをメディアに見せるのが、つらかったのでは」とジュリー氏の心情をおもんぱかるような意見が出ると、上沼は「つらかったって言うたら、性加害に遭った被害者の方々はどない嫌やったでしょうね、何十年も。それを思ったら、パニック障害だから、うまくしゃべれない……うまくしゃべれんでいいんですよ。あなた(ジュリー氏)はあそこにいるべきなんよ」と反論。

 そして、カメラ目線で「あなたね、どうでもいいですけどね、ナメとったらあかんで! どれだけの人物を叔父さんが傷つけてきて、あなた、それで潤ってきた。悪いけど、ジャニーズ事務所のお嬢さまで。パニック障害もお気の毒やと思いますけど、それ以上の傷を負って一生台無しにしてる人が何百人といるということを、忘れてはいけない」「叔父さんのしたことやからっていうので逃げてはいけない。あの場所に出てこないなんていうのはズルいです。ほうて(這って)でも出て、『あなたは引っ込んどいてください』っていうところまでヘロヘロになるべきやったと私は思うな。同じ女性やし、責任あんねんて。やっぱりお嬢さまやなって感じがしてならないです」とジュリー氏へのメッセージをまくし立てた。