10月3日放送スタート!

アニメ『東京リベンジャーズ』ドラケン役声優・福西勝也は、鈴木達央の「劣化版」? 関係者から厳しい評価

2023/10/02 12:00
勅使河原みなみ(ライター)
写真ACより

 テレビアニメ『東京リベンジャーズ』(テレビ東京ほか、以下『東リベ』)の第3期が10月3日よりスタートする。新キャラクターの登場に伴い、新たな声優陣も加わる中、第2期より鈴木達央から役を引き継いだ福西勝也について、声優業界関係者は厳しい評価を下す。

「『東リベ』は、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された和久井健氏による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』が原作。ある日、タイムリープの能力に目覚めた主人公・花垣武道が、学生時代の恋人・橘日向の死を阻止するべく、その原因を招いた関東最凶の組織・東京卍會に闘いを挑むという物語で、これまでに、北村匠海主演の実写映画が3作公開された人気シリーズです」(芸能ライター)

 一方、2021年4月から2クール連続でテレビアニメ第1期、今年1月期には第2期となる「聖夜決戦編」が放送され、今月3日より第3期「天竺編」がスタート。横浜最強の極悪チーム・天竺との、東京卍會最大にして最後の抗争”関東事変”が描かれるようだ。

 なお、今回から新たに、東京卍會の肆番隊隊長“スマイリー”こと河田ナホヤ役として出演している河西健吾が、双子の弟である肆番隊副隊長“アングリー”こと河田ソウヤ役も務めることが決定。加えて、伍番隊副隊長の三途春千夜役は岡本信彦が担当する。

 さらに、「天竺」四天王の筆頭・鶴蝶役に山下誠一郎、「天竺」四天王の一人である斑目獅音役は内山昂輝、同じく「天竺」四天王の一人の灰谷蘭役は浪川大輔、弟の灰谷竜胆役で下野紘らも登場。そのほか、東京卍會のメンバーなどは、おなじみのキャストが続投するという。

アニメ『東京リベンジャーズ』、若手キャストは「演技があまりうまくない」?

 新たな顔ぶれが多数参加する同作だが、シリーズ全体のキャスティングについて、業界関係者は以下のように語る。

「東京卍會などの主要キャラクターは、若手声優が多く起用されています。同作は中・高校生の物語のため、若手を積極的に起用した……ということではないでしょうか。しかし、彼らの演技は全体的にあまりうまくない印象。主人公・武道役の新祐樹、東京卍會総長の“マイキー”こと佐野万次郎役の林勇もイマイチです。東京卍會伍番隊隊長・武藤泰宏役の小野大輔や、十代目黒龍総長・柴大寿役の杉田智和、宿敵・稀咲鉄太役の森久保祥太郎らベテラン勢と絡むシーンでは、その実力差がよくわかるはず」(声優業界関係者)

鈴木達央からドラケン役を引き継いだ福西勝也に「劣化版」の厳しい評価

 ちなみに、メインキャラクターの一人である東京卍會副総長の“ドラケン”こと龍宮寺堅役は、鈴木が不倫スキャンダルの余波で降板。第2期から福西に交代したが、そもそも鈴木の演技はどのように評価されていたのだろうか。

「鈴木が演じたドラケンはとても人気がありましたよね。その理由として、鈴木自身の性格や境遇が役にマッチしていたことが考えられます。かつてヤンチャだった鈴木は、作品の世界観や、キャラの心情が理解できたのでは。自身と共通点があることでセリフや演技に深みが出て、役を自分のものにしていたのでしょう」(同)

 そんな鈴木から役を引き継いだ福西については、「経験不足で、非常に薄い芝居をする」(同)という厳しい声が上がった。

「第2期の時点では、福西はまだドラケンを自分のものにできておらず、一言で言うと鈴木の“劣化版”。経験が全てとは言いませんが、もう少しキャラを掘り下げて役作りをしてほしいですね。彼が選ばれた理由は、鈴木の声に似ていたことが大きいのでは。本人には相当なプレッシャーがあったでしょうし、もちろん鈴木の芝居も参考にしていると思いますが、それがかえってよくありませんでした。鈴木の芝居をなぞろうとしているだけに聞こえてしまい、中途半端です」(同)

 いよいよ今月3日に第3期がスタートする『東リベ』。福西が自分ならではのドラケンを演じて見せてくれることに期待したい。

勅使河原みなみ(ライター)

独自に集めた情報をもとに、声優に関する記事を執筆しているライター。好きな食べ物は浸し豆。

最終更新:2023/10/02 12:00
ドラケン、エグい人気あったもんね……
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