Snow Man・宮舘涼太が亀梨和也にしか見えない! 奇跡のジャニーズスタイリング【ポポロ10月号レビュー】
陽気なスタイルのSnow Manメンバーが表紙に登場する「ポポロ」10月号(麻布台出版社)が発売中です。大学生サークルがノリと勢いだけで開いたハロウィンパーティーの記念写真にしか見えないこの1枚……なんとも味わい深いですね。
昨今のアイドル誌といえば、部屋に飾っていても様になるオシャレな表紙ばかりですが、一方で「ポポロ」は、“部屋に置いておくと浮いて浮いてしゃ~ない”という独自の表紙スタイルを確立。このトンチキさこそ、私が愛するジャニーズ……と、深く頷いてしまった筆者です。
しかし一体、Snow Manメンバーはどんな企画をやらされているのか!? 早速、誌面をチェックしていきましょう。
<トピックス>
◎Snow Man Styling AWARD’23 Snow Man
◎みんなが知らないとっておきのSECRET×30 SixTONES
◎Jスターと満喫したいモ~ソ~秋デート(ハート)
Snow Man・目黒蓮&宮舘涼太が生んだ“亀梨っぽい何か”
最初に見ていくのは、Snow Manが登場する「Snow Man Styling AWARD’23」。メンバーがメンバーのスタイリングをするという「ポポロ」名物企画「スタイリング大賞」に、今回はSnow Manが挑戦しています。
例えば、岩本照は、羊のかぶりものをして、首に手錠を巻いており、これはラウールによるおふざけスタイリングだそう。一方的に珍妙な格好をさせられた岩本ですが、「羊のかぶりものを選んだのはラ『ウール』だからかな」というコメントは、小さなわが子のいたずらを微笑ましく見守るお父さんのようだと感じました。
ほかにも、阿部亮平は渡辺翔太の頭に獅子舞をONする個性的なスタイルを提案。その阿部は、向井康二に「アベホテルの社長」というテーマで、一切の日差しを遮らないちっちゃな帽子をかぶらされていました。「アパホテル」の元谷芙美子社長をイメージしたことは想像に難くありません。
一方で、渡辺翔太の向井スタイリング、岩本の深澤辰哉スタイリングは、私服で着ていても何ら違和感のない仕上がりに。「そのまま一式買い取れば?」と思ってしまうほど、しっくりきています。どのメンバーが真剣にスタイリングし、どのメンバーがおふざけに走ったのかも、同企画の見どころの一つといえるのではないでしょうか。
そんな中、筆者の心を一番つかんだのは、目黒蓮による宮舘涼太スタイリング。テーマは「ジャニーズ感!」で、宮舘は、白Tシャツに青いチェックのロングシャツ、ジーンズ、そしてサングラスというスタイルを披露しているのですが、これがもう「ジャニーズっぽい感じ」そのもの! これとまったく同じ格好をしたジャニーズアイドルを過去に何人も見たことがあるぞ!! と興奮してしまいました。
また、宮舘のポージングも完璧。サングラスをちょっと下げてカメラ目線を決めてみたり、正面から吹いてくる風に身を任せてみたりと、目黒の「ジャニーズ感!」というイメージを忠実に再現しています。
そんな目黒スタイリングの宮舘ですが、だんだんKAT-TUN・亀梨和也に見えてくる不思議……。亀梨といえば、過去によくチェックのロングシャツを羽織っていた印象があり、また宮舘にとっては憧れの先輩なので、ポージングを参考にしていてもおかしくありません。
筆者の目には、もはや宮舘が亀梨のコスプレをしているようにしか見えなくなったのですが、「ジャニーズ感!」というテーマで“亀梨っぽい何か”が生まれた奇跡を考えると、彼こそが“ミスタージャニーズ”の称号にふさわしい人物なのだと実感しました。