サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ元女囚が考える「前科」 コラム 知られざる女子刑務所ライフ173 酒井法子は逮捕から14年、高知東生は自伝的小説が話題! 元女囚が考える「一生消えない前科」 2023/07/09 17:00 中野瑠美改め瑠壬(作家) 知られざる女子刑務所ライフ 高知東生さんの「自伝的小説」に興味津々 高知東生さんも、清水さんとほぼ同じ頃の16年に、覚醒剤所持でパクられて(逮捕されて)、その後は講演や出版活動を行ってます。 瑠壬は知らなかったのですが、1月に自伝的な小説を出し、故郷で話題なんですね。タイトルは『土竜(もぐら)』(光文社)。出身地である高知市内の本屋さんには、高知さんのコーナーまであって、売れ続けてるそうです。 両親でなくおばあちゃんに育てられたこととか、「大物ヤクザ」の愛人さんやったお母さんの自殺とかがあっての覚醒剤なんですが、店員さんは、罪に向き合う高知さんの文章に「昔よりずっと素敵な人だと思うようになった」そうです。これはめちゃくちゃうらやましい。瑠壬もこうゆうのを書きたいと前から思てるんです。 評論家の杉江松恋さんは、小説に出てくる「ろくでもない生き方をする男たちと、彼らを暖かく見守る女たち」を絶賛してました。 高知さんみたいにうまくできなくても、前科があってもなくても、過去と今の自分の気持ちをちゃんと書くのはアリですね。瑠壬も本気出さなアカンですね。 田中聖、「覚醒剤依存症」のレッテルは一生取れない! 元女囚が有罪判決の“元ジャニーズ”に伝えたいこと 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライ...サイゾーウーマン2022.06.26 前のページ12 中野瑠美改め瑠壬(作家) 1972年大阪・堺市生まれ。覚せい剤取締法違反で4回逮捕され、合計12年の懲役を経験。出所後は、刑事収容施設への差し入れ代行業や収容者と家族の相談窓口などを行う。現在は堺市内で「Night Space祭」を経営。著書『女子刑務所ライフ』(イースト・プレス)がある。 記事一覧 Instagram:@rumichibi1209 瑠壬公式YouTube 最終更新:2023/07/09 17:00 田中家5兄弟は聖を見捨てないと思うよ 関連記事 永山絢斗逮捕、井岡一翔は尿から成分が――元女囚が「日本の大麻問題」に思うこと「闇バイトはやめとけ」「君らは捨て駒なんや」ラッパーの言葉から元女囚が考える“更生”ノーギャラで“ポン中のおっさん”の相手!? 元女囚が「保護司」になりたいワケなぜ名古屋刑務所で、悪質な受刑者暴行事件が起こるのか? 元女囚の見解は獄中では「日本地図」がダントツ人気! 元女囚が教える、受刑者たちの読書事情 次の記事 斉藤壮馬、結婚公表は「良い判断」 >