サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)ジャニー氏問題でファンが揉めるワケ 男性アイドル [ジャニーズファン・最近のHOT TOPIC] 「PENLIGHT」代表者、ジャニオタではない疑惑で紛糾――ジャニー氏問題めぐりファンが揉めるワケ 2023/06/23 13:10 サイゾーウーマン編集部 ジャニーズ 未曽有の危機にあるジャニーズ事務所(C)サイゾーウーマン 今年春以降、世間を騒がせているジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題。メディア報道が活発化するとともに、ジャニーズファンの間で、事務所の対応について賛否両論が飛び交う中、今月16日にビジネス情報サイト「JBpress」で公開された「PENLIGHT(ペンライト)ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」発起人のインタビューもまた、ネット上で論議を呼んでいるようだ。 ジャニー氏は生前から所属タレントへの性加害疑惑が取り沙汰されてきたが、今年3月、BBC(英国公共放送)のドキュメンタリー番組『Predator: The Secret Scandal of J-Pop』が、同氏の疑惑や、日本のほとんどのメディアがそれを報じずにきた背景を追及。以降、かつてジャニー氏の被害に遭ったという“元ジャニーズ”たちの告発も相次ぎ、徐々に大手メディアでも取り上げられるようになった。 「この事態に対するジャニーズファンの反応はさまざま。事務所の対応を徹底的に糾弾する人もいれば、理解を示す人、また、そもそも一連の騒動を“無視”している人もいます。グループの分裂騒動が勃発したKing&PrinceやSMAPのファンは、もともと事務所にいい感情を抱いていなかったこともあってか、特に批判的な傾向がありますね。デリケートな問題だけに、致し方ない部分もありますが、それぞれのスタンスの違いから、SNSでファン同士が言い合いになるケースもしばしば見受けられます」(芸能ライター) 「PENLIGHT」代表者のインタビュー、アイドル誌関係者が抱いた違和感 そんな中、“ジャニーズファン有志”により発足したという団体「PENLIGHT」の存在も、ファンが揉める原因の1つになっている。 「同団体の発起人は高田あすみ氏(仮名)。ジャニーズファン歴は10年ほどで、コンサートのために数十回遠征をしているなどとも伝えられています。ジャニー氏の性加害問題で事務所に対応を求め、その署名を提出する際には記者会見も行っていましたが、SNS上では当初から『本当にファンなのか?』という疑問が相次ぎました」(同) そんな中、今月に入って「JBpress」で公開された「ジャニオタと考える、ジャニーズのファンクラブが管理されている問題 【前編】テレビだけではなくファンさえ楯突けない権力構造」というインタビュー動画が、SNS上で波紋を呼んでいる。動画に出演している“ジャニオタ”とは、高田氏のことだ。 「この動画でインタビュアーが『たまにジャニーズのアイドルの方がバックステージみたいなとこに出てこられて、ファンの方が握手というか、近づいて写真撮ったり』と話を振った際、高田氏は『多分それは番組協力とかのこと』などと話を進めていたのですが、そこに違和感を覚えました。というのも、ジャニーズのアイドルが番協で、ファンと近づいて写真撮影をするといった対応を取ることはまずあり得ないからです」(アイドル誌関係者) このアイドル誌関係者いわく、「もしかしたらこのインタビュアーは、ジャニーズファンの間で『列』と呼ばれる出待ち文化の話をしているかもしれない」と話す。 「ジャニーズには、舞台出演後のタレントが、トップのオリキ(熱心なファン)の仕切りで、ファンたちの前に現れて少し話をし、ファンレターを受け取る……という文化があります。その際、タレントごとにファンがまとまって列を形成していることから『列』と呼ばれているんですが、その場で握手するとか、ましてや写真撮影をするなんてことはないだけに、高田氏はなぜその点を指摘しなかったのかと不思議に思いました」(同) 次のページ センイル広告を出したいジャニーズファンはほとんどいない? 12次のページ 関連記事 Snow Man・渡辺翔太『DREAM BOYS』、ポスターからジャニー氏の名前が消えた!ジャニー氏性加害問題に、ダンマリを決め込んだ“芸能界のご意見番”とは?東山紀之、ジャニー氏性加害問題めぐる「後輩に待ってもらった」発言の危うさとは?ジャニー氏の性加害問題を“黙殺”する週刊誌2誌は? 誌面にキンプリ登場はその恩恵かジャニーズ事務所「社名を変える」という案も……ジャニー氏問題で内部大混乱