『刑事7人』小瀧望演じるロビンが「人格変わりすぎ」とツッコミの嵐――シリアス演出には賛否
東山紀之が主演を務めるドラマシリーズ『刑事7人』(テレビ朝日系/水曜午後9時~)のシーズン9。6月21日放送の第3話が世帯平均視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)および個人で5.5%を記録し、前回の世帯平均9.3%から0.5ポイント上昇した。
同ドラマは、東山、田辺誠一、白洲迅、ジャニーズWEST・小瀧望らが演じる6人の刑事に、北大路欣也演じる法医学者を加えた7名が活躍する刑事モノ。通常、民放の夏ドラマは7月に放送が始まるが、テレ朝は今年上半期に3作品を放送するため、異例の6月スタートとなった。
※以下、『刑事7人』第3話のネタバレを含みます。
第3話では、引きこもりの中年・池添一雄(有薗芳記)が、自宅玄関付近で何者かに刺殺される事件が発生。ケガをして自宅で寝たきりとなっている一雄の母・鞠子(丘みつ子)は、犯行当時、何も物音は聞こえなかったと供述する。
天樹悠(東山)ら新専従捜査班が調べを進めると、周辺の防犯カメラの映像から、窃盗の前科がある人物に行き当たるが、現場に残されていた足跡と合致せず、捜査は難航。
そんな中、一雄が事件の10日前、「今年こそはガキを潰す!」「運動会は血の雨!」と幼稚園児への犯行予告をSNSに書き込んでいたことが発覚。さらに、一雄の父・清太郎(津嘉山正種)と鞠子が、一雄から長年暴力を振るわれていたことも判明する。
実は、清太郎は一雄を殺すために玄関先の植木鉢の下にナイフを忍ばせていた。しかし、一雄はたまたま自宅に侵入しようとした強盗と鉢合わせ、清太郎が隠していたナイフで刺殺されていたのだった……。
『刑事7人』に「疲れるから、もう見るのやめようかな」と不満のワケ
犯行は強盗のしわざだったものの、年老いた父親が近所の園児たちを守るために息子の殺害計画を立てるという、なんとも悲しい展開だった第3話。
ネット上では「親子のつながりについて考えさせられる話だった」と好意的な声が上がる一方で、「今期の『刑事7人』、ずっと暗いな……。ワンシーンでいいから明るい場面を入れてほしい」「展開も映像も劇伴も全部がとにかく暗い。どんよりしてて疲れるから、もう見るのやめようかな」とブーイングも起きている様子。
今回に限らず、シーズン9は初回からシリアスな展開が続いているため、視聴者の間で賛否を呼んでいるようだ。
一方で、小瀧演じる新人エリート刑事・坂下路敏(通称・ロビン)の人柄の変化も話題に。
前シーズンから加入した路敏は、生意気な言動が一部視聴者から「イライラする」「このウザキャラいらない」と不評を買っていたが、今シーズンでは人が変わったように素直な人柄に変化。そのため、「路敏が愛されキャラになってよかったけど、それにしても人格変わりすぎ!」といったツッコミが飛び交っている。
『刑事7人』にSixTONES・田中樹がゲスト出演?
そんな小瀧は、テレ朝公式YouTubeチャンネルで「【刑事7人】ロビンの突撃!楽屋訪問2023」と題したシリーズもののPR動画に出演しているが、21日に配信された動画では、仲良しの白洲から「のんちゃん(小瀧の愛称)はまだ猫被ってる。みんなでいる時、いつもののんちゃんじゃない」「なんかかわい子ぶってるよね」と暴露される一幕が……。
これに対し、小瀧自身も「特に東山さん。30年先輩の30年年上で、うちの事務所のレジェンドですから、ちょっとねえ」「いい子ちゃんぶってるよね」と“猫被り”を認めていた。
なお、ネット上では、埼玉県・越谷駅で東山とSixTONES・田中樹が撮影をしていたという真偽不明の目撃情報が拡散されており、「『刑事7人』に樹がゲスト出演するの!?」とSixTONESファンが沸いている模様。
『刑事7人』といえば、過去にジャニーズからTravis Japan・松倉海斗やA.B.C-Z・河合郁人がゲスト出演したこともあるため、田中の登場もあり得そうだ。
シリアスな演出が賛否を呼んでいる今シーズン。この“暗さ”が、果たして吉と出るか凶と出るか……。
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