東山紀之、ジャニー氏の性加害を「見ていた」? 『サンデーLIVE』の「透明性」発言がブーメランに
ジャニーズ事務所からデビューしたロックバンド・男闘呼組の元メンバー・土田一徳氏が、6月22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に実名で登場。同事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)の“性加害問題”に関して自身の体験を語る中で、少年隊・東山紀之への怒りをにじませている。
東山は、自身がキャスターを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)の5月21日放送回で、現役ジャニーズタレントとしては初めてこの問題に言及。
その際、「喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は、真摯に受け止めなければなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません」と神妙な面持ちで語ったほか、今後について「外部の方とともにすべてを新しくし、透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければならない」と決意を表明した。
この、どこか告発者と一線を引いたような東山のコメントに対し、「文春」に登場した土田氏は「いや、ヒガシ君、あなたは知ってるでしょう」「年長者だとしたら、ちゃんと認めて欲しい。ヒガシ君は一緒に住んでいたわけだから。彼は知っているんですよ、見ているんだもの」と苦言を呈している。
なお、土田氏自身は18歳の時にジャニー氏から布団の中で抱きつかれるも、振り払ったため“被害”に遭っていないそう。それでも今回の騒動で周囲から「変な目」で見られるようになったため、取材を受けることを決断したという。
東山紀之、合宿所の同居システムは「中居と城島(まで)は残ってた」
「土田氏はかつて、“合宿所”と呼ばれるジャニー氏の自宅で、東山と同時期に共同生活をしていたようです。『サンデーLIVE!!』で東山は、ジャニーズ側の立場から『透明性』のある取り組みをすると宣言しましたが、『透明性』というからには東山も見たことを語るべきだと、土田氏は感じたのかもしれませんね。ただ、被害者の可能性もあるジャニーズタレントが、テレビで『知っていた』と発言するべきか否かは、ネット上でも意見が割れています」(芸能記者)
東山といえば、合宿所時代のエピソードをメディアでたびたび語ってきた。
例えば、20年7月放送の『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系)では、少年隊が住んでいた当時、近藤真彦、田原俊彦、川崎麻世、シブがき隊、中村繁之がともに暮らしていたと明かしたほか、その後なくなった同居のシステムについては「中居(正広)と城島(茂の時まで)は残ってたね。V6も井ノ原(快彦)ぐらいはいたかな」と回顧。
さらに、21年4月に放送されたジャニーズWESTのバラエティ番組『パパジャニWEST』(TBS系)でも、「先輩が帰ってきて『ラーメン食べたい』って言ったら、ラーメンを作らなきゃいけない」「マッチ(近藤)さん、トシちゃん(田原)の分、ずいぶん作りましたよ」と笑顔で話していた。
土田氏から名指しされ、自身が発した「透明性」発言がブーメランのように跳ね返っている様子の東山。今後、彼がキャスターとして、この問題に踏み込んだ発言をすることはあるのだろうか。
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