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『ラストマン』第9話、キンプリ・永瀬廉の衝撃シーンが視聴者を「イライラ」させたワケ

2023/06/19 14:45
仲宗根由紀子(エンタメライター)
King&Prince・永瀬廉のライブ中の画像
マジシャンばりにじゃがりこを一瞬で消して見せた永瀬廉(写真:サイゾーウーマン)

 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)。6月18日放送の第9話は世帯平均視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前回の12.6%から微増した。

 同ドラマは、同枠ヒットドラマ『マイファミリー』(昨年4月期)などで知られる黒岩勉氏が脚本を手掛けるオリジナルストーリー。全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と警察庁の刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組み、難事件に挑む刑事モノだ。

※以下、『ラストマン-全盲の捜査官-』第9話のネタバレを含みます。

 第9話では、心太朗の実父・鎌田國士(津田健次郎)によって皆実の両親が殺害されたとされる41年前の「強盗放火殺人事件」について、皆実と心太朗が本格的な捜査を開始。

 2人に加え、心太朗の義甥・護道泉(King&Prince・永瀬廉)と技術支援捜査官・吾妻ゆうき(今田美桜)も捜査に加入。地上げ屋であった皆実の父・誠(要潤)が、政界のドン・弓塚敏也(石橋蓮司)とともに暴力団を使って地上げをしていたことや、鎌田が営む食堂の物件を誠の会社が所有していたことが発覚する。


『ラストマン』永瀬廉の衝撃シーン、『クロサギ』と共通点?

 そこで皆実と心太朗は、かつて誠と組んで地上げを行っていた元暴力団幹部・池上隼人(渡辺哲)に接触。41年前の事件に触れると、血相を変えてその場を立ち去った池上だが、後に“口封じ”のため何者かによって殺されてしまう。

 そんな池上を殺した犯人を探るため、防犯カメラ映像を集めていた泉は、ある映像データを受け取った直後、黒ずくめの男に腹部を刺され、心肺停止状態に。慌ててかけつけた皆実が心臓マッサージを続ける中、心太朗が刺殺犯を追うと、黒ずくめの男は心太朗の恩師である元警視庁捜査一課長・山藤憲治(金田明夫)であった……。

 以前よりファンから“泉きゅん”の愛称で親しまれている泉だが、ネット上では「『クロサギ』の紫耀くんを思い出した!」という声が続出。

 というのも、昨年10月期のドラマ『クロサギ』(同)では、当時キンプリのメンバーだった平野紫耀演じる主人公が、政治家秘書の男に腹部を刺されるシーンがあった。犯行が白昼堂々、人けのある路上で行われたことや、その場に仰向けで倒れる様子が今回のシーンと似ていたため、共通点に反応したファンが多かったのだ。

永瀬廉、「じゃがりこ」の食べ方に「かっこいい」「初めて見た」

 また、吾妻が差し出したお菓子「じゃがりこ」を泉が1本もらうシーンがあったが、その特徴的な食べ方も話題に。


 「じゃがりこ」といえば、片手で持ちながら少しずつ口に含む食べ方が一般的だが、泉は「じゃがりこ」の端を唇で挟んだ後、手を使わず、1本分を一瞬で口の中に入れる食べ方をしたため、「こんなにかっこよくじゃがりこ食べてる人、初めて見た」「噛まずに口の中に一気に入れて、オエッてならないのすごい!」と驚く人が相次いだ。

 一方、泉が血を流して倒れるという衝撃シーンにも反響が。吾妻がしばらくその場で「泉! 泉! 泉!」と名前を連呼していた点について、「救急車を呼ばず、ずっと名前呼んでる同僚にイライラした」「救急車呼ぶの遅すぎじゃない?」と疑問の声が上がっていた。

 人気キャラクターの心肺停止という思わぬ展開が、視聴者を騒然とさせた第9話。次回はついに最終回だが、泉は助かるのだろうか。

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仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/06/19 14:45
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