子どもの預かり、ママ友へのお礼の正解は? マックカードを受け取り拒否され困惑!
休日の子どもの預け先について、頭を悩ませているママは少なくない。ほんの数時間の預かりのために、民間の学童サービスやシッターを使うと、利用料だけでその日の収入がなくなってしまうケースもある。しかし、子どもを1人で留守番をさせておくのも防犯上、不安が残るものだ。
その場合、家が近く、気心の知れているママ友に頼むというのは一つの手だろう。子どもが未就学児童の場合、おむつ替えや食事などで手間がかかるだけに、相手にも敬遠されがちだが、小学生になれば身の回りのことは自分で行えるようになるので、比較的受け入れてもらいやすいだろう。
ただ、その際のお礼となると、明確な答えはない。今回の菫さんは、善意で子どもを預かっており、むしろ「娘の友達が遊びに来てくれた」という感覚なのではないか。その場合、金品のようなものを受け取るのは荷が重いのだろう。また、金額によってはお返しをしなければならないと考えたのかもしれない。
しかし、綾香さんが、「うちも預かってもらうことがあるかもしれないから、気にしないで」という言葉にかえって困ってしまうのであれば、「うちは狭いし、夫がリモートワークをしていることもあって、なかなか預かることができない」と伝えた上で、子どもを迎えに行く時ではなく、送りに行く際、「娘を預かってもらっている間、みんなで食べられるものを差し入れしたい」というような言い方で、マクドナルドのギフトカードや食べ物、飲み物を渡せば、菫さんにも受け取ってもらいやすいのではないか。
ママの中には、確かに「ママ友の子どもを預かったら、今度は自分の子どもを預けてもいい」と考えている人もいる。その際、トラブルにならないように、相手に謝意を伝えながら、家庭の事情を説明し、どうすればお礼を受け取ってもらいやすいかを考える。それが子どもの預かりをめぐる暗黙のママ友ルールといえる。