[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

汚部屋の原因「NG収納」とは? 片付け専門家が【16の実例】を写真で解説

2023/05/02 17:00
伊藤まき(収納ライター)

【汚部屋になるNG収納.7】クローゼット前にモノを置き始めたら危険信号

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探すより買ったほうが早い……(C)maki_organize

 物置部屋のクローゼット前です。荷物で扉が開けにくいため、少ない洋服で回しているそう。急ぎの場合は、探すより買ったほうが早いので浪費癖も増えたとDさん。

【汚部屋になるNG収納.8】使い方がわからず、クローゼットの中が空っぽになる

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横幅が狭くて、中途半端に使いにくい(C)maki_organize

 マンションのクローゼットはオリジナルサイズが多いので、使いにくいと悩む人も少なくありません。クローゼット用の収納ケースや、可動棚を増やすなどして空間を仕切る工夫から進めると、上手に活用できますよ。

【汚部屋になるNG収納.9】イベントや季節の飾りを置く場所がない

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押し入れに入らないモノを詰め込んだ(C)maki_organize

 収納スペースが小さいと、季節の飾りなどを置く空間が足りません。クリスマスはもちろん、最近はハロウィンも定番化しています。「置きたいモノ」と「置ける量」のバランスが崩れていますが、大きな収納庫からモノを全部出して見直していけば、必ず収納場所は見つかります。

【汚部屋になるNG収納.10】子ども部屋が機能していない

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兄弟の荷物置き部屋といった感じ(C)maki_organize

 兄弟の荷物の区別がつきにくい子ども部屋です。家具の置き方が凸凹なので、動線的にも難しいと感じました。兄弟それぞれの専用棚を作って、動きやすいレイアウトへと変更します。

【汚部屋になるNG収納.11】クローゼットの使い方に「テーマ」がない

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アチコチにモノが置かれている状態(C)maki_organize

 子ども部屋にある、クローゼットです。洋服のほか、小物、写真、災害グッズが入っていました。とりあえず隙間にモノを突っ込んだよう。クローゼットに「テーマ」がないので、モノの住所がわからなくなります。


【汚部屋になるNG収納.12】見えないケースに入れると、モノが迷子になる

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中身が見えない箱に収納すると後が大変(C)maki_organize

 空き箱やポーチを使った収納は、予算的には良いことです。しかし、中に何が入っているのかが見えないため、「ひと目でわかる収納」「ワンアクションで出せる収納」にしたほうが、取り出す際の負担が減ります。同じサイズの「見える箱」に変えると、スッキリした収納に。