サイゾーウーマンカルチャーインタビュー『ウルトラマンZ』平野、主演映画は“胸キュン”作 カルチャー [映画公開記念インタビュー] 『ウルトラマンZ』の平野宏周、主演映画『妖獣奇譚/忍者VSシャーク』は新たな“胸キュン”作! 2023/04/23 20:00 サイゾーウーマン編集部 インタビュー 『妖獣奇譚/忍者VSシャーク』注目は、“小太郎のかっこよさ” 終始笑顔で撮影を振り返ってくださったのが印象的でした(C)サイゾーウーマン編集部 ——本作の見どころは、何といってもアクションシーンですよね。稽古はどれくらいされましたか。 平野 クランクイン前に、アクションスターの真田広之さんの出演作をたくさん見て勉強させてもらい、稽古は計5回行いました。基礎から教えてもらったんですが、最初はまったくできなくて。野球経験があるせいか、刀の振り方がバットの振り方になってしまうんですよ。稽古中に動画を撮っていたんですが、自分で確認してみても、動きが固くて……。「これ大丈夫かな?」と思っていたんですけど、坂本監督とアクション部の和田三四郎さんから「役を意識してやってみたら」とアドバイスをいただいて、そこからすごくスムーズに動けるようになりました。 映像では、カメラワークやスタントマンの方の“やられ具合”もあり、迫力あるシーンに仕上がっているので、「僕のこのレベルでこんだけかっこよく映るんだ」っていう驚きもありましたね。 ——撮影で一番苦労したことは? 平野 昨年の8~9月頃に、2週間ほどで撮影をしたんですが、山や海辺での撮影が多く、特に海中でのシーンは、結構波が高くて……(苦笑)。身長が183cmある僕でも立っているのが結構ギリギリで、波が来るたびにジャンプしてなるべく顔に水がかからないようにするんですが、背の低い女性キャストやスタッフさんは特に大変そうでしたね。でも、逆に言うと、今になればあの撮影も大変だったけど楽しかった思い出の一つになりました(笑)。 ——サメ映画が苦手な女性もいるかと思います。そんな方に、本作の魅力をご紹介いただけますでしょうか。 平野 注目ポイントはやっぱり、“小太郎のかっこよさ”じゃないですか(笑)。最近の恋愛映画に物足りなさを感じている人には、新たな胸キュンを届けられると思います。また、BLチックなシーンや、小太郎の野性味あふれる迫力満点なアクション、スプラッター要素もあり、展開も早いので爽快感も味わえますし、「何も考えずにスッキリしたいな~」という方に見ていただきたいですね。予告映像を見ると、コメディ色の強い作品だと思われるかもしれませんが、実際に劇場で見終わった後には、作品に対する印象もガラッと変わっていると思いますよ。 ——ここからは平野さんご自身のことについてお話をうかがいたいのですが、役者を目指そうと思ったきっかけを教えてください。 平野 もともと家族でよく行くセレクトショップがあり、その店の社長が、今僕が所属しているサンミュージックのお笑い芸人さんだったんです。その方の紹介で事務所に入りました。それからずっとふわふわした状態で芸能活動をしていて、「役者としてやっていきたい!」って思い始めたのは、やっぱり『ウルトラマンZ』に出演してからですね。「この仕事でご飯が食べられたら、幸せだろうな」って感じたんです。 放送後はありがたいことに、街で声をかけていただく機会は増えましたね。ただ、子どもたちは直接会うと、緊張して泣き出しちゃったりとか、顔を合わせられない子もいて(笑)。そういう面では、お母さんやお父さん方のほうが喜んでくださるかもしれません。 恋愛ドラマで「イケメンキャラを演じてみたい!」 意外にも、イケメンキャラを演じたことは少ないとか(C)サイゾーウーマン ——今回、アウトローな役に初挑戦した平野さんですが、今後演じてみたい役や出演してみたい作品はありますか? 平野 キラキラした恋愛ドラマに出たいです! 僕、今まで女性に振られる三枚目のキャラクターを演じることが多くて。ある時期、仕事で1週間のうちに3回ぐらい振られたこともあるんですよ(笑)。王道の二枚目キャラを演じたことがあまりないので、そういうイケメンキャラを演じてみたいです。 ——この時期、新生活を迎えて新たなスタートを切った方も多いと思います。平野さんは今後、プライベートで新たにチャレンジしたいことはありますか? 平野 “挑戦”ではないかもしれませんが、僕、催眠術にかかってみたいんですよ! 「あれって本当なのかな」って、催眠術自体信じてないんです。そんな僕は術にかかるのか、かかったらどんな感覚なのかを味わってみたいなと思っています。 ——読者の中には、新しいことを始めるのに躊躇してしまうという人もいるかもしれませんが、平野さんは、どんどん挑戦していけるほうですか? 平野 僕は、少しでも気になるものがあったら“とりあえずやってみよう”って思うタイプなので、すぐに行動に移します。自己肯定感が高いほうだから、もし自分に合わなかったら、落ち込むよりもすぐに次のことに目を向けちゃいます。失敗を恐れずに飛び込んでみることも大事だと思うので、まずは勇気を持って一歩を踏み出してみてほしいですね! ■平野宏周(ひらのこうしゅう) 1999年、神奈川県出身。2016年『Rの法則』(NHK Eテレ)レギュラーを務める。ほかに、2018年『法医学教室の事件ファイル』(テレビ朝日)」など数多くの映画、ドラマ、CMなどに出演。2020年『ウルトラマンZ』(テレビ東京)では初主演に抜擢された。Twitter:@kohshu_hirano ヘアメイク:菊池倫徳 スタイリスト:鳥羽栞 衣装:シャツ2万8,600円、ジャケット4万7,300円、パンツ3万6, 800円/全てCULLNI△FLAGSHIP△STORE ︎(TEL:0364161056) 『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』 ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ 他にて全国ロードショー! 公式サイト:https://ninja-vs-shark.com/ 監督:坂本浩一 出演:平野宏周、西銘 駿、長野じゅりあ、宮原華音、中村優一 他 主題歌「滄溟の誓~Oath of Great Blue~」リオ・アスナブル 製作:REMOW ダブル・フィールド 制作協力:アウトサイド、yell/配給:エクストリーム 2022年/日本/カラー/77 分/DCP/ビスタサイズ (C)2022 REMOW 前のページ12 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2023/04/23 20:00 ぜひ劇場へ! 関連記事 庵野秀明氏、『シン・仮面ライダー』続編構想も難しいワケ――興行成績と池松壮亮問題『シン・仮面ライダー』が苦戦――庵野秀明氏にパワハラ批判、関係者の異例ツイートで波紋Hey!Say!JUMP・山田涼介『鋼の錬金術師』は初登場9位、『シン・ウルトラマン』が首位! 映画動員ランク『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』出演中の俳優が、異例の退所報告! 「腑に落ちない」と困惑広がるワケ松坂桃李、千葉雄大らがブレーク! “イケメン俳優の登竜門”戦隊ヒーローの明と暗 次の記事 田中みな実に「ミスキャスト」 >