“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第645回】

北野武、再婚妻と東京を離れて“過去の人”! たけし軍団から決別宣言されたワケ

2023/04/11 21:00
神林広恵(ライター)
「女性自身」4月25日号(光文社)(C)サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 いやはや驚いた。4月9日、神奈川県知事選で再選(4選)した黒岩祐治氏のことだ。その直前「週刊文春」(文藝春秋)による“卑猥”“女性蔑視”的不倫報道があったばかりなのに。神奈川県民もすごいな。当選か――。

第645回(4/6〜4/11発売号より)
1位「北野武 18歳年下再婚妻に贈った『絶景たけし城』3.5億円」(「女性自身」4月25日号)
同「ラッシャー板前 『僕らもいい歳だし、殿から巣立たないと』」(「週刊女性」4月25日号)
2位「坂本龍一さん 『あらゆる痛みを受け入れて』事実婚妻に奏でた秘愛」(「女性セブン」4月20日号)
同「坂本龍一さん 生来のモテ男が愛した3人の女」(「週刊女性」4月25日号)
3位「村上宗隆 WBC優勝を捧げた美人ゴルファー恋人」(「女性自身」4月25日号)

 多くの人が危惧した通り、“晩節を汚す道”一直線なのがビートたけしこと北野武の現状らしい。今週の「女性自身」がたけしの近況を報じているのだが、やはりというか“あの女性”の存在が大きく関与しているようで――。

 “あの女性”とは現在のたけしの妻・Aさんのことだ。このAさんをめぐっては、たけしのプライベートとして片付けることができない大きな問題を数々引き起こしてきた。Aさんの存在が浮上したのは2014年、「週刊文春」が“100億円の愛人”として報じたのが発端だった。


 その後18年には、たけしが自ら設立した「オフィス北野」を独立し、Aさんと新事務所を設立する。そして長年のスタッフ、関係者、恩人、そしてたけし軍団、さらには実娘までを切り捨て、大騒動に発展したのだ。もちろんこれらの陰にAさんの存在が囁かれたのは言うまでもない。

 さらにたけしは無頓着だったカネにもうるさくなるなど、これまでと違った行動にも出た。昵懇だったメディアとの関係も悪化した。長年たけしが中心となって開催されてきた「東京スポーツ映画大賞」が中止となり、批判を書かれた「週刊新潮」(新潮社)には訴訟をちらつかせた。懇意にしていた芸能記者たちも離れていった。そしてレギュラー番組も激減した。もちろん、これらの陰にAさんの存在が囁かれたのは言うまでもない。老いらくの恋に周囲は困惑したが、たけしは聞く耳をもたなかった。そして20年には糟糠の妻と離婚し、Aさんとの再婚を果たした。

 そんなたけしだが、「自身」によると昨年秋、たけしが生まれ育った東京を離れ、富士山の見える広大な敷地に豪邸を構えたのだという。推定価格3億5,000万円なり。しかもこの場所に居を構えた理由が、なるほど興味深い。