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[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター
片付け専門家が写真で解説「ゴチャゴチャなオープンラック」整理術10選
2023/03/28 17:00
連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」。今回は「サイゾーウーマン」を運営する株式会社サイゾーのオフィスです。本棚やスチールラックなど「扉が付いていない棚」を、オープンラックと呼びます。大容量の収納力と、出し入れが簡単なので多くの会社と家で使われていますよね。そこで、オープンラックの片付け方を、オフィスを例に紹介します!
一般的な家にも多い「スチールラック」や「木製ラック」も同じ「オープンラック」です。とても便利な半面、ゴチャゴチャ散らかって見えるという欠点があります。
オープンラックがゴチャゴチャする理由
なぜ、散らかりやすいのか? それは、写真の赤い点線のデッドスペースと収納の仕方に答えが。オフィス棚を例に、オープンラック整理方法の「10のポイント」を説明します。
【ポイント1】オープンラックの「棚板」を増やす
オフィスや倉庫に多く使われている、「KRラック」という棚です。一般的なスチールラックより耐荷重も強く頑丈。色も豊富なので、シャープなインテリアが楽しめます。
オープンラックのほとんどが、約30cm間隔で棚板付き。そのため、ファイルボックスより背の低い小物を置くと「無駄な空間」ができてしまいます。これが使いにくさの要因。
棚板を外して適切な位置に見直す
棚が散らかって見える、出しにくい、モノが入らないと悩んだら、棚板の位置と数を変えます。
上から「モノの高さ」で棚板の位置を変える
置きたいモノの高さに合わせて、上から棚板の位置を整えました。写真上の赤い点線まで、空間の余裕が増えましたね。ここに、新しい棚板を入れます。
ちなみに、KRラックは組み立てのまま追加できる棚で、スチールラックの場合は、解体が必要。面倒ですが、収納力を上げる重要ステップなので頑張りましょう。