管理栄養士が選ぶ「丸亀製麺」「はなまるうどん」「なか卯」で食べるべきうどんメニューとは?
うどんチェーン店おすすめ温メニュー(2)はなまるうどん
――お次は吉野家グループに属するセルフ式讃岐うどんのチェーン店「はなまるうどん」のおすすめ“温メニュー”を教えてください。
猪坂 はなまるうどんでは現在、季節限定メニューとして「牛すきぶっかけ」(小 690円/ 中 820円/大 970円)がラインナップされています。こちらは甘辛い味付けの牛肉と、白菜、半熟卵がトッピングされているため、麺だけでなくたんぱく質と野菜もしっかり食べられるというのが推せるポイントですね。
通常メニューの中でのおすすめは、「塩豚ねぎうどん」(小 590円/中 720円/大 870円)。豚肉は、糖質をエネルギーに変えるのを助けてくれる「ビタミンB1」が豊富に含まれています。そのため、うどんのような糖質の多い食品と一緒に食べると良いですね。
また、トッピングされているねぎには、丸亀製麺の項目でもお伝えしたように、ビタミンB1の吸収を促進する成分が含まれています。そういった観点からも、理にかなった食べ合わせといえるでしょう。
うどんチェーン店おすすめ温メニュー(3)なか卯
――最後は「丼ぶりと京風うどん」の店「なか卯」から、イチオシのメニューをあげてください。
猪坂 なか卯からは、新登場の「あさりバターうどん」(小 390円/並 590円/大 690円)を推薦します。コスパ的にはダントツですし、「あさりバター」というのもうどんのメニューとしては斬新です。
うどんチェーン店は、全体的にお肉のトッピングが多いと感じますし、貝類が食べられるというのは珍しいんですよ。あさりには、貧血予防に役立つ鉄分やビタミンB12が含まれます。
さらにあさりのような貝類には、アミノ酸の一種である「タウリン」という成分が多く含まれています。タウリンには肝臓の働きを活発にする機能があるため、栄養ドリンクの成分としても使用されていますね。
その他、血中コレステロールや中性脂肪を減らす、血圧を正常化する、肝臓の解毒機能を強化する……などの働きも期待されているため、健診の結果が気になる人や、お酒をよく飲む人にもおすすめです。
――では、今回紹介したメニューから「一番おすすめのメニュー」を選ぶならどれですか?
猪坂 どのメニューにもそれぞれの良い点があるため、ご自身の気になるお悩み(免疫力低下が気になる、糖質を摂り過ぎている、コレステロールが気になるなど)に応じて選んでいただければと思いますが、個人的に一番を選ぶのであれば丸亀製麺の鴨ねぎうどんでしょうか。
日頃なかなか食べる機会が少ない鴨肉を手軽にとり入れることができるのも魅力的ですし、たんぱく質やビタミン類などの栄養をバランスよく補給することができる点もポイントが高いです。
まだまだ寒い季節が続くので、体の芯まで温まるうどんを食べて乗り切っていきましょうね!
猪坂みなみ(いのさか・みなみ)
管理栄養士。大学卒業後、大手食品メーカーにて商品企画や研究開発などに従事。ダイエットアドバイザー、料理研究家助手、医療ヘルスケアベンチャー企業の商品企画職等を経て、現在はLINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「ダイエットナビ」の運営や、ヘルスケア領域の新規事業開発アドバイザリー、法人向けの健康経営サポート等を行う。
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