サイゾーウーマン暮らしトレンド人気定食チェーン3店、冬おすすめメニュー 暮らし 【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】 大戸屋・やよい軒・宮本むなし、定食チェーン1,000円以下からプロが選ぶ「冬メニュー」4選! 2021/12/03 21:00 猪坂みなみ(いのさか・みなみ) 管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ 「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。 定食チェーン「冬のあったかメニュー」プロおすすめ4選 Wikipediaより 本格的な寒さが到来するこの時期、体を温めるごはんを食べたくなりますよね。定食を中心に扱うチェーン店では、個性豊かなお鍋メニューも並び始めています。しかし、辛口のお鍋を食べると汗をかいてしまい、かえって体が冷えることも……。本当に体を温めてくれるメニューは、一体どんなものなのでしょうか? そこで今回は、管理栄養士の猪坂みなみ先生に、人気定食チェーン「大戸屋」「やよい軒」と、関西地区ではおなじみの「めしや 宮本むなし」から、本当に体を温める「あったかメニュー」を教えてもらいました! ――そもそも、「温かいもの」を食べると体は温まるのでしょうか? 猪坂みなみ先生(以下、猪坂) 冬は「あったかメニュー」として、お鍋料理を提供するチェーン店が増えますよね。単純に「温かいものを食べると体が温まる」という側面は、確かにあります。ただし、お鍋に限らず、実は食事をするだけでも体の熱は上がるので、理論上は「温かいものでなくても、食事をするだけで体は温まる」といえるのです。 一方で、「体を温める」とされる唐辛子には、注意が必要。唐辛子には発汗作用のあるカプサイシンが含まれているため、食べた直後は熱を感じたり、汗をかいたりすると思います。しかし、汗をかくというのは、体にとって熱を逃がす手段なので、結果的に体が冷えると覚えておいてください。 ――それでは、体を温める食材はどんなものがあるのでしょうか? 猪坂 冬至に食べるかぼちゃに代表されるように、冬に収穫される根菜や、寒い地域で取れる食材は体を温めるといわれています。例としては、以下のようなものです。 ◎しょうが しょうがに含まれている「ポリフェノール(ジンゲロールやショウガオール)」は、体温の低下を抑制する作用が認められています。そのほかにも「ショウガオール」という成分は、胃や腸などを刺激して筋肉を動かし、体の深部に熱を発生させてくれるので、食べると内側からポカポカするでしょう。 ◎にんにく、ねぎ、にら、たまねぎ これらは「アリシン」という成分が含まれる食材で、血管を拡張させる作用があります。血管が拡張すると血行がよくなり、冷えの予防になると考えられているのです。 ◎ビタミンEを含む食材 ビタミンEにも血行を促進する作用があるため、冬に摂りたい栄養素の一つ。具体的には、アーモンドやくるみ、落花生、オリーブオイル、うなぎ、たらこ、ぶり、はまち、ぎんだら、めかじき、豆乳、モロヘイヤ、かぼちゃ、赤ピーマンなどがあります。 次のページ 「大戸屋」「やよい軒」はしょうがメニューに注目! 123次のページ Yahoo 大戸屋にっぽんの定食屋さんレシピ みんなが好きな、あの味の秘密を公開 / 大戸屋商品部 監修 関連記事 魚民・磯丸水産・庄や、プロが選ぶ「お酒と相性がいいメニュー」! 200円の一品に注目「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」プロおすすめのメニューベスト3! 選ぶべき&避けるべきトッピングも紹介「腸活」にいい食材3選、管理栄養士が解説! 「和食」が最強? 便秘解消&ダイエットに効果アリ!? 人気焼き鳥チェーン3店、“サイドメニュー”をプロが比較! 「コスパ」「栄養」から見たNo.1発表【鳥貴族、とり鉄、大吉】「銀座コージーコーナー」プロが選ぶおすすめ商品ベスト3! 「カロリー控えめで満足感アリ」な一品は?