デザイナーママの苦悩! ママ友から「ロゴ作成」依頼、見積書を出したら「お金取るの!?」と激怒された!
その後、会うたびに梨花さんから「サッカークラブのロゴを新しくしたい」と相談されたという早智子さん。
「最初は、『忙しいので』と断っていたのですが、『子どものためじゃない』と言われて、しぶしぶいくつかロゴ案を作りました。そうしたら、ロゴを入れたチームTシャツを作ると言い出して、さらにデザインをするハメになったんです」
早智子さんは、Tシャツのデザインについては見積書を出した。すると、梨花さんに激怒されたそうだ。
「『お金を取るなんて信じられない』と、会った時に文句を言われました。確かに、チームの会費は月に数千円程度で、コーチもサッカー経験者ですが、ほぼボランティアのような形でみてくれています。ずっとそうした体制で運営してきたので、梨花さんとしては、『デザイン代が発生するなんてあり得ない』と感じたんだと思います」
早智子さんは、息子が楽しく通っているサッカークラブから退会するのは心苦しいだけに、今回はTシャツのデザインを無償で引き受けることにしたそう。しかし、この後、同じような話を振られるのはもう勘弁だという。
「梨花さんはすでに『デザインができるママがいる』と言って、サッカークラブ側に話を通してしまったみたいなんです。お金が欲しいというわけではないですが、プロとして仕事を受けている手前、今後もサッカークラブだけ無償と言うわけにはいかず、頭を悩ませています」
そもそも「『デザインの仕事をやっている』と言わなければよかったです」と早智子さん。
「よくママ友付き合いでは『夫の仕事についてずけずけ聞いたりしない』が暗黙のルールって言いますよね? ママ同士も、普通の友達ってわけではないんだから、それぞれの仕事についてはあまり詮索しないことを暗黙のルール化してほしいものです」