コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第632回】

土屋太鳳と片寄涼太の結婚も! 若手芸能人が“授かり婚”をする事情とは

2023/01/10 21:00
神林広恵(ライター)
「女性セブン」1月19・26日号(小学館)(C)サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 2022〜23年の年末年始、芸能界では大物カップルの結婚が相次いだ。年明け発売の女性週刊誌にも、その話題がちらほら。とはいえ今週の女性週刊誌にはスクープがない! 23年一発目の発売号だというのに、合併号だというのに――。悲しいが、でも今後に期待しよう! 頑張れ女性週刊誌! ということで、今年もよろしくお願いします。

第632回(1/5〜1/10発売号より)
1位「土屋太鳳『赤ちゃんが守ってくれる』片寄涼太と結婚突破の不退転」(「女性セブン」1月19・26日号)
2位「注目の熱愛カップル18組『’23年結婚or破局 愛の行方』大予想! 深田恭子まさかの『結婚白紙』」(「女性自身」1月17・24日合併号)
3位「中居正広 ヨロヨロ歩きで…別れの挨拶『涙の楽屋』目撃!」(「女性自身」1月17・24日合併号)

 ということで、正月に相次いだ大物芸能人の結婚劇。中でも世間が一番驚かされたのは綾野剛と佐久間由衣のカップルではなかったか。知らなかった――。多くの人がそう思ったに違いないが、それも当然。芸能マスコミも、ほぼノーマークだったから。確かに2人の関係がうわさされたことはあった。今から7年も前の16年に一部で熱愛が報じられ、18年には写真週刊誌に熱愛記事が。しかし、その後は続報もなく、また綾野をYouTuberの暴露が襲ったことで熱愛どころではなく、乱れた女性関係が大きな話題に。そんなこんなで佐久間の存在は、芸能マスコミのマークから消えていた。

 いや、この2人だけではない。土屋太鳳と片寄涼太も、ほぼノーマーク。結婚、そして妊娠が明らかになった後、「2人は交際がバレないように基本的に外でデートしなかった」という証言を盾に、芸能マスコミは総じてスクープできなかった不甲斐なさ、悔しさをにじませるばかり。もう1カップルの町田啓太と玄理も同様だ。

 そんな状況だったからか、今週の女性週刊誌には、彼ら彼女らの詳細な情報はあまりない。唯一特集が組まれたのが「女性セブン」に掲載された土屋太鳳と片寄涼太の記事だ。そして、そこで示唆されたのが、人気若手芸能人たちの結婚の難しさだ。

 記事によると土屋は「結婚を前提としない交際には反対」で、かつコソコソした交際を良しとはせず、オープンにしたいという真面目な考えを持っているという。しかし、そんなオープンな考えゆえのトラブルもあったらしい。16年、土屋は山崎賢人との熱愛が報じられたが、この時、土屋は交際を否定せず、ブログで「お伝えしたいことがある」とつぶやいた。ところが、この土屋の態度が問題に。

「実はあのとき本人は自分の真摯な気持ちを伝えたかったのですが、関係者との調整がうまくいかず、揉めに揉めたようです」(土屋の知人のコメント)

 そして土屋は山崎と破局したが、つまり関係者(事務所)が当時、若手新進気鋭の売れっ子である土屋の熱愛自体を歓迎せず、ましてやオープンにするなどとんでもない! ということだったのだろう。

 さらに片寄とも破局していた時期もあったというが、それも“ふたりきりで外を出歩くことができない環境に疑問を感じ”た土屋と片寄とのすれ違いによるものだったらしい。そして今回の結婚、妊娠のダブル発表。おそらく妊娠という切り札があったからこそ、めでたく今回の結婚発表がなされたのだろう。

 芸能界では2000年に入ったあたりからデキ婚、授かり婚が多発しているが、そうでなければ事務所やスポンサーなど、利害関係者をなかなか納得させられないという事情が大きい。それが現在の若手芸能人たちの結婚の現実だ。

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