ヘンリー王子、王室からの信頼は「もはやゼロ」? ダイアナ元妃のインタビュー映像使用にウィリアム皇太子が激怒!
ヘンリー王子も「搾取と非倫理的行為の文化のもたらした波及効果」が、最終的にダイアナ元妃を死に追いやったと主張していたが、ドキュメンタリーでは、母がいかに王室の組織やメディアに苦しめられていたかを伝えるために、このインタビュー映像を繰り返し使用。ネット上では、「ウィリアム皇太子の心中を察するに余りある」という声が多数上がっている。
一方、Netflixサイドは、ドキュメンタリーの全話配信後、ヘンリー王子夫妻が製作総指揮、ネルソン・マンデラ財団が共同制作を務める新番組『世界を導くリーダーたち:信念は社会を変えた! ハリー&メーガン プレゼンツ』を大みそかから配信開始すると発表。予告編では大物たちの登場が紹介されており、「サセックス公爵夫妻のコネなのか、豪華な顔ぶれ」と話題に。
しかし、予告編に登場したニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が、「番組では2019年にマンデラ財団から受けたインタビュー映像が使われる」「Netflixで配信することに合意する契約は昨年3月に結んだ。その後、ヘンリー王子とメーガン夫人がインタビューを紹介するとの通告を受けた」とし、王子夫妻との直接のやりとりはなかったという声明文を発表。ネット上では、「王室に配慮したのでは」「いや、2人に関わりたくないという意思表示なのだろう」などと意見が飛び交っている。
『ハリー&メーガン』の冒頭には「このドキュメンタリーの内容について英国王室はコメントを控えました」というテロップが流れたが、王室関係者は「誰もコメントなんて求められていない」と否定していた。そのため、アーダーン首相の声明を聞き、「ハリメガは、こうやって捏造したものばかりを発信していくんだろうね」と不信がる人も増えている。
英高級紙「タイムズ」によると、来年1月10日に発売されるヘンリー王子の自伝本『スペア』では、王子の子ども時代が多く語られ、「Netflixのドキュメンタリーシリーズよりもさらに炎上しそうな内容となる見込み」だという。同書のリリースが、ヘンリー王子に対する王族、特にウィリアム皇太子の怒りを増幅させる展開は避けられないだろう。