コラム
佃野デボラのホメゴロシ!

千鳥、かまいたちら「お笑いエリート」を輩出! 関西の“なぜか長寿番組”トミーズの『せやねん!』をホメゴロス

2022/12/13 10:00
佃野デボラ(ライター)

 そして、当SP番組の一番の目玉である、さんまとトミーズの“直接対決”。ここでは、『せやねん!』レギュラーのたむらけんじ、スマイル、アキナによる“内部告発”というテイで、平時からの雅の「お笑いガンジースタイル」が、お笑い怪獣・さんまの前でつまびらかになった。

 「すぐに泣く」「番組オープニングから自分の話で大号泣する」「フリがド下手」「オープニングから孫を抱いて登場し、番組を私物化する」など、雅に関する赤裸々なタレコミが集まり、さんまが、口は笑っていながら目が笑っていないという「例のマジのトーン」で「あかんで」「どういうことや」と雅に振る。

 さあ、雅、ここでなんと返すか。固唾を呑んで見守る中、雅の口から出てきたのは、「わし、10人きょうだいの末っ子で、愛いっぱいで大きなりましたんやから。否定されたら泣きますねん」という、涙ながらの甘えん坊答弁だった。芸歴40年。あり得るだろうか。これには筆者、見ていてイスから転げ落ちましたね。

 トミーズ雅といえば、大阪芸能界の黒幕・故やしきたかじんさんの小判鮫をやって今の地位を確立したことでおなじみ。ほかにも、若手時代にダウンタウン・松本に嫉妬して、裏道に連れ込んで恫喝したこと。後にダウンタウンがバカ売れしてから、そのエピソードを番組内で振られ、カメラの前で「松ちゃん、あん時はごめんな〜」とカニの裏側みたいな顔で眉を下げ、手を合わせていたことが、昨日のことのように思い出される。

 また、常々亀田三兄弟と仲がいいことを自慢していたくせに、亀田家まわりの諸々の問題が明るみになるや口を閉じ、一切触れなくなったこと。乳児期の娘に、現在のコンプライアンス的にも、もとより倫理的にも完全にアウトなセクハラ行為を働いていたことを『たかじんnoばぁ〜』(よみうりテレビ)で嬉々として語っていたことetc……“クズ”エピソードの枚挙にいとまがない。

アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 幼馴染は一卵性の獣~スパダリ双子とトロトロ3人生活~
  2. 耽溺ホテル~5年ぶりの再会、抱かれたらもう逃れられない~
  3. エッチな小西さんと陰キャラな内田さんの社内恋愛事情~地味な経理男子の身体はXLサイズでガテン並み!?~
  4. 幼なじみアイドルは初恋を手放さない~深夜2時の甘とろマネジメント~
  5. 硬派な漁師は妻(偽装)を隙あらば抱きたい
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト