人気声優の素顔とは……

2代目「ニャンちゅう」のイケメン声優・羽多野渉、「悪いうわさ一切なし」も事務所に唯一の“懸念点”

2022/11/28 16:55
勅使河原みなみ(ライター)
2代目「ニャンちゅう」のイケメン声優・羽多野渉、「悪いうわさ一切なし」も事務所に唯一の“懸念点”
写真ACより

 11月18日、声優事務所・81プロデュースが公式サイトに「『ニャンちゅう』声優交代につきまして」というお知らせ文をアップ。所属タレントの津久井教生が担当していたNHK Eテレの人気キャラクター・ニャンちゅうの声優を、羽多野渉へ交代することになったと発表した。

「津久井は、1982年6月から約1年間放送されたテレビアニメ『太陽の子エステバン』(NHK総合)の兵士役で声優デビュー。92年にニャンちゅう役を射止め、特徴的なダミ声で世代を超えて人気を博してきました。2019年10月に難病『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』を公表してからも、変わらずニャンちゅうの声を務めてきた津久井ですが、今回の発表によると、『今年度の放送については、津久井が担当した回も放送されますが、来年度の4月放送回からは、すべて羽田野が担当』するそうです」(芸能ライター)

 同日、津久井は公式ブログを更新し、「親愛なる皆さんへ ニャンちゅうの声を羽多野渉さんにバトンタッチすることになりました」と報告。「30年間思いっきり走り抜けました 本当に楽しかったです。たくさんの応援ありがとうございました」とファンに感謝を述べながら、「引き続き羽多野渉さんと番組への応援をよろしくお願いいたします!」と呼びかけた。なお、事務所の発表によると、声優交代後も、津久井教生は「アドバイザー」として番組に参加するという。

 一方、後任の羽田野も発表同日、自身のTwitterで「30年間ニャンちゅうの声を担当されている津久井教生さんは、大好きな先輩であり恩師です。 作品やキャラクターの持つ温かさや大切な想いを繋いでいけるよう、尽力いたします」と意気込みを語った。

「羽多野といえば、テレビアニメ『黒子のバスケ』シリーズ(TOKYO MXほか)の実渕玲央役や、『僕のヒーローアカデミア』シリーズ(日本テレビ系)の心操人使役、アニメ化も果たしたスマホ向けアプリゲーム『アイドリッシュセブン』の八乙女楽役などで知られる人気声優。寺島拓篤とのユニット・M.O.E.や、個人でも歌手活動を行っており、低音ボイスと端正なルックスから“イケメン声優”としても人気を博しています」(同)


 また、羽多野は過去に出演したネット番組やラジオ番組でニャンちゅうの声まねを披露しているため、ネット上では「羽多野さんが2代目ニャンちゅうに? おめでとうございます!」「ものまねしてたのが報われたんだ!」と驚く声や、「羽多野さんのニャンちゅうも、きっとたくさんの人に愛されると思います」と期待する声など、ファンからさまざまな反響が寄せられているようだ。

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