コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第627回】

元King & Prince・岩橋玄樹とそのエージェントが週刊誌のターゲットに! 退所を焚きつけたとでも言いたいのか

2022/11/22 21:00
神林広恵
「女性セブン」12月1日号(小学館)(写真:サイゾーウーマン)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 2016年、妻に対する殺人罪に問われた講談社元編集次長の事件。先日最高裁で二審が破棄され高裁に差し戻しに。殺人ではなく被告の主張する自殺の可能性も捨てきれないとの判断だ。これまでさまざまな疑問が指摘されている“出版関連”事件だけに、今後の審理が注目される。

第627回(11/17〜11/22発売号より)
1位「平野紫耀も幻惑! キンプリを分裂させた『米国人フィクサー』」(「女性セブン」12月1日号)
2位「独占追悼 松原千明さん ハワイで急死『もがき続けた暗闇』」(「女性セブン」12月1日号)
参照「松原千明さん いしだ壱成 継子が忘れられない「ごめんね」の手紙」(「週刊女性」12月6日号)
3位「水谷豊と伊藤蘭 愛娘趣里主演ドラマに送り込んだ『ベッドシーン監視員』」(「女性セブン」12月1日号)
※「女性自身」は合併号休み

 滝沢秀明氏のジャニーズ退社とKing & Princeの分裂騒動。地上波テレビの情報番組はジャニーズ事務所の内幕など、その舞台裏を報じることは決してなかった。一方でジャニーズ御用達&忖度雑誌は、格好のスケープゴートを見つけたらしい。それが昨年3月にキンプリを脱退し、ジャニーズ事務所も退所している岩橋玄樹と、そのエージェントの存在だ。

 岩橋といえば、一足先にキンプリを辞めていたこと、語学が堪能で海外を拠点に活動していること、そのため海外でのルートがある、また3人の脱退に際して、平野紫耀などから相談を受けていたことなどが報じられ、注目されていた。そんな岩橋の存在に対し、しかし「女性セブン」はかなり懐疑的で批判的、そしてネガティブな情報を開陳する。

 例えば、11月11日に岩橋がツイッターアカウントを開設して、キンプリに関する発言をしていることに対して、「ファンの心情を刺激し続ける彼の言動には反発の声もあがり、岩橋くんのSNSをブロックするキンプリのファンも少なくない」と、まるでキンプリに関する発言をするなと言わんばかり。

 またキンプリのインスタアカウントをフォローしたことや、メンバーとの親しさをアピールしたこと、テレビ電話をしたことも「セブン」は気に入らないらしい。さらにキンプリが仕事で鈴鹿サーキットに行った際、岩橋も同所に“押しかけた”と苦々しく表現した。まるで岩橋がキンプリ脱退を焚きつけたとでも言いたいのか? と思ってしまうほど。

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