天皇家の愛子さまと、秋篠宮家の佳子さま――“初コラボ”は「本当に貴重な機会」「今後はあまりない」理由
――愛子さまと眞子さん、また愛子さまと悠仁さまの関係性についてはどうでしょう?
X いずれの組み合わせとも、やはり具体的なエピソードは聞いたことがありませんね。ただ、今年3月、愛子さまは成年会見で眞子さんの“結婚”に関する発言は控えていた一方、眞子さんと赤坂のお庭で一緒に遊んだり、楽しくお話をしたり、ゲームで盛り上がったりしたことを懐かしんでおられました。やはり、御用地という同じ敷地内に住んでいらっしゃることから、よく交流されていたことがわかります。愛子さまは眞子さんを姉のように慕われていたそうなので、悠仁さまが幼い頃は、弟のようにかわいがったり、面倒を見たり、一緒に遊んだりされていたと思いますよ。
――いとこ同士ということで、世間から何かと比較されてしまうところもあります。そのことについて、ご本人たちはどう受け止めていらっしゃるのでしょうか。
X ご本人たちは我々が思うほど、意識はされてないような気がしています。今回も、世間から「○○さまのほうが上品」「○○さまはマナーがなってない」などと言われかねないリスクを承知で、愛子さまと佳子さまはお二人でお出ましになったわけですから。世間の声はどこ吹く風という感じなのではないでしょうか。
――愛子さまと佳子さまのコンビが国民の間で大変な反響を呼んだことを受け、今後、いとこ同士でこういった場に登場することは増えると思いますか。
X 今回は雅楽の演奏会という、これまでも天皇家と各宮家が会場に集まって鑑賞されていた恒例行事だったので、佳子さまと愛子さまが一緒にお出ましになりましたが、今後の公務(一般参賀や園遊会以外)ではあまりないと思います。
というのも、天皇家や秋篠宮家にはそれぞれ専任の職員がついており、皇族方が外出される際は、お互いの職員がコミュニケーションを取って、行き先までの経路を決めたり、警護方法など細かい部分まで決めなければなりません。しかも天皇家が絡むとなると、警護はより厳重になるので大変なんです。簡単に“コラボ”はできないと思うと、今回の愛子さまと佳子さまのお出ましは、本当に貴重な機会だったのだとあらためて実感できます。