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愛子さま、学習院大学文学部「日本語日本文学科」進学は「意外」「驚き」――皇室ウォッチャーの本音

2020/03/10 14:25
サイゾーウーマン編集部
「皇室 Our Imperial Family 第74号 平成29年春(お台場ムック)」(扶桑社)

 去る2月21日、天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまが、4月から学習院大学文学部日本語日本文学科に内部進学することを宮内庁が発表した。以前から「学業優秀」と伝えられてきた愛子さまは、果たしてどんなキャンパスライフを送ることになるのか――皇室ウォッチャーX氏に見解をお聞きした。

――愛子さまが、春から学習院大学文学部日本語日本文学科に進学されます。かつては「東大進学説」などもささやかれましたが、この進学に関して、率直にどのように思われますか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 予想通りの進学先だなと感じました。愛子さまが学習院女子高等科1年の時くらいまでは、東大や一橋、筑波大学も狙えるほどの学業優秀ぶりだと報じられたことがありました。しかし、愛子さまは昔から学習院に愛着を持っていらっしゃいます。幼稚園から高等科までずっと学習院で過ごされ、その中で得たご友人を大切にされていますし、学習院大学で春に行われるお祭り「オール学習院の集い」にも毎年足を運ばれているのです。当初から、馴染み深く、ご友人の多い学習院大学に進学することを決めていらっしゃったと思います。

――お父さまである天皇陛下は、同大学の文学部「史学科」を卒業されています。愛子さまも歴史好きであることから同じ学科に進まれると予想されていましたが、「日本語日本文学科」を選ばれた理由はなんでしょうか?

X 確かに日本語日本文学科を選ばれたと知った際は、いささか意外な印象を持ちました。愛子さまは、普段からお父さまより歴史の話をお聞きになり、それによって歴史により興味を抱いていった部分はあるようです。


 しかし、どうやら愛子さまは歴史が好きというより、紫式部などの「平安文学」に対するご関心が強いという話も耳にします。日本語自体がお好きだそうですよ。実はこのことには驚いておりまして、というのも、愛子さまは以前から英語が堪能で、海外留学を視野に入れられていると言われていましたので。やはり日本の天皇陛下の長女ということも関係しているのか、英語だけでなく母国語を大切にされているのだと感心しましたね。

――愛子さまは、大学でどのような勉強をされると思われますか?

X やはり、以前から史学へのご興味が強いことを踏まえ、平安時代の文献を翻訳されたり、その時代背景や当時の天皇にまつわる文書について、勉強されるのではないかと思います。また、同学科のホームページを見てみると、日本文化であれば幅広いジャンルが学べるとのことなので、平安文学以外にもさまざまな時代の文学作品について学ばれるかもしれませんね。大学生活を通して、今後、突き詰めて学びたいジャンルを見つけ、それをのちのちのライフワークにされることでしょう。

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