売れっ子なだけあるね

人気イケメン声優・蒼井翔太、「骨太な精神の持ち主」? “努力家”な素顔を業界関係者が高評価

2022/10/24 08:00
サイゾーウーマン編集部
写真ACより

 人気イケメン声優・蒼井翔太が10月15日に所属事務所・株式会社Sとの専属マネジメント契約を終了し、フリーランスで活動していくことを発表した。 新天地に挑む蒼井について、声優業界関係者は「キュートなルックスとは対照的で、骨太な精神の持ち主」(同)と評す。

 2006年7月に「SHOWTA.」名義で歌手デビューした蒼井は、10年10月からSに同事務所に所属し、2011年2月、ミステリーアドベンチャーゲーム『Black Robinia』で声優としての活動を開始。その後、 CD、アニメなど、メディアミックス展開を広げる恋愛アドベンチャーゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの美風藍役で大ブレークした。現在は声優の仕事と並行しながらアーティストとしても活躍しているほか、俳優として舞台やミュージカルに出演するなど、マルチに活動している。

 そんな蒼井は、今月15日をもって株式会社Sを退所。事務所公式サイトでは、代表の佐藤ひろ美氏が「自分一人でやってみたい、自分の力を試してみたいのだ。と相談され、翔太くんの背中を押す決心をしました。弊社の所属声優では無くなってしまいますが、今まで通り蒼井翔太の活動を見守り応援して参ります」(原文ママ、以下同)とコメントを発表。

 一方の蒼井も個人の公式サイト上に直筆のメッセージを公開し、佐藤氏や関係者へ感謝を述べながら「デビューから11年。この節目に、新たな自分への挑戦も含め、親元を離れ、フリーランスとして活動していく事を決断しました。そして、そこでまたしっかりと蒼井翔太を確立することで、新たな恩返しをしたいと考えました」と報告。「今後も変わりなくお仕事を続けていきます。今後とも株式会社S、先輩や後輩たち、そして新しい蒼井翔太をよろしくお願いいたします」とファンに呼びかけている。

 将来を見据えた前向きな独立のようだが、今回の蒼井の決断を、声優業界関係者はどのように見ているのだろうか。


「20代から精力的に活動している男性声優は、30代中盤あたりに仕事のピークがくる傾向にあり、ようやく仕事を選べるようになります。現在35歳の蒼井も、おそらくそういった時期にきたのでしょう。SHOWTA.時代の蒼井は、芸能事務所・アワーソングスに所属していましたが、10年1月に退所。その後、彼の才能を見いだした株式会社Sの佐藤氏は、古巣と折り合いをつけるために、金銭面も含めて相当な努力をしたといいます。結果、蒼井の才能は『声優アーティスト』として見事開花しました」(声優業界関係者)

 事務所側と蒼井、双方のコメントを見る限り円満退社のようだが、「蒼井は事務所にとって“稼ぎ頭”の一人だっただけに、独立には複雑な思いもあるのでは」(同)と話す。

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