サイゾーウーマンカルチャーインタビューJr.定年制度、滝沢氏へのヒント カルチャー インタビュー ジャニーズJr.「22歳定年制度」――経営のプロに聞く「滝沢秀明氏が反感を買わない」ためのヒント 2022/09/18 16:00 サイゾーウーマン編集部 ジャニーズインタビュー 滝沢秀明氏は依怙贔屓? ジャニーズJr.から批判が上がるワケ ――「22歳定年制度」の導入を前に、Jr.内から目に見える形で「滝沢批判」が上がるようになっているのが気になります。8月4日に開催された『マイナビ サマステライブ 未来少年』最終公演で、少年忍者の内村颯太が、グループの奮起を誓った際、「滝沢さんが作ったグループを推したいのはわかります。それに負けてたら上にいけない」「勝つためにはジャニーイズムを継承することが大事だと思った」と語ったそうで、ファンの間に大きな波紋を呼びました。 大関 彼がそれを堂々と言えたのは、「共感してくれる人がたくさんいる」と思ったからでしょうね。この発言からも、滝沢氏のやり方に不満を抱いているJr.はかなり多いように思います。では、なぜ滝沢氏が批判されるのかといえば、彼に実績が足りていないから。 もし彼が推しているグループが爆発的に売れていたら、ほかのJr.は悔しいけれど納得せざるを得ませんが、現状売れていないわけですから、ただの依怙贔屓(えこひいき)に感じてしまう。滝沢氏がこのまま結果を出せなければ、さらにJr.の不満は溜まっていく一方ですし、滝沢氏はJr.の育成に向いていないということになります。 ――滝沢氏が目をかけてきたSnow Manは人気がうなぎ上りで、「オリコン上半期ランキング2022」の音楽ソフトの総売上金額を集計した「アーティスト別セールス部門トータルランキング」で第2位の嵐を上回り、トップを獲得したと話題になりました。 大関 嵐はこれまでテレビやCM、コンサートなど、複合的に驚異的な売り上げを生んできました。今年上半期のソフトの売り上げだけで「嵐超え」といっても、それは詭弁に過ぎません。滝沢氏は「現場の責任者トップ」という立場ですが、正直まだまだ。同じ仕事をしても、ジャニー氏に勝てないことは本人もわかっているでしょうが、であれば、滝沢カラーを出すというか、ジャニー氏とは異なる売り方を明確に打ち出さないと、次の展開にはいけません。このままのやり方だと、周りから「ジャニーさんがいた頃に比べてずいぶんダメになっちゃったね」と見られてしまいます。 ――カリスマ的存在だった人物の跡を継ぐのは大変ですね。 大関 Jr.の売り出しに関して、ジャニーズ事務所の社長である藤島ジュリー景子氏の意向があまり聞こえてこず、滝沢氏だけが悪者になっているのも問題。オーナー家にはそれなりの存在感や発言力があるので、例えばあるグループをプッシュするにしても、滝沢氏だけでなく、ジュリー氏のお墨付きだということが社内に伝われば、滝沢氏にだけ批判が集まることはないと思うのですが。 次のページ 元V6・三宅健をジャニーズ事務所の専務に!? 前のページ12345次のページ 楽天 逆転ラバーズ (通常盤) 関連記事 ジャニーズJr.の「22歳定年制度」目前、退所者続く――『炎の体育会TV』出演者や事務所初の気象予報士も滝沢秀明氏はSnow Man贔屓? 「タキニ問題」でスノスト、キンプリファン大荒れ……企業コンサルタントがジャニーズの戦略を斬る!嵐だけじゃない……関ジャニ∞にも迫る「商品としての終わり」を、企業コンサルタントが解説嵐の活動休止発表……企業コンサルタントが、ジャニーズグループ「15年寿命」説を提言ジャニーズは不祥事&退所続き……企業コンサルタントが「ジュリー氏の問題点」を斬る!!