仁科友里「女のための有名人深読み週報」

おばたのお兄さん、妻・山崎夕貴アナの年収超えた! 格差解消のいま“嫁姑関係”が気になるワケ

2022/08/18 21:00
仁科友里(ライター)

おばたのお兄さんのほうが、山崎夕貴アナより年収は上

 そもそも2017年の交際発覚当時、売れていないおばたが人気女子アナと交際しているというだけで驚きだったが、彼は「フライデー」(講談社)に浮気を報じられた過去がある。それでも山崎アナは別れずに結婚した。おばたは、この交際および結婚で名前をあげた部分もあるわけで、いわば山崎アナは“恩人”だ。そんな嫁に対して、お姑さんは強く物を言えないのではないだろうか。

 山崎アナもニブいというか素直というか、お姑さんの気持ちをまるで疑わないところはすごいものの、いつまでこのニブさが許されるかは、ちょっと疑問である。というのも、かつて格差婚と言われたおばたが今年5月、YouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」で、「付き合ったのが2017年だったんですけど、この時はもちろん奥さんのほうが年収が上で、2018年に並んで、ここ3年間は僕のほうが稼いでいます」と年収アップを明かしたからだ。

 売れていない、しかも浮気を暴かれた息子への負い目から、これまでお姑さんも山崎アナに何も言えなかったかもしれないが、おばたのほうが稼いでいるとなると話は少々変わってくるのではないだろうか。

 姑とは、常に「息子のため」をモットーに、息子の味方に回る生き物であり、また「子どもの出来」は自分の価値、プライドになり得ることを忘れてはならない。

 山崎アナの「悪いほうに想像しない」というニブさは、自意識過剰な人が多い今の時代を生きるうえで、大きな武器になるといえるだろう。けれど、家族間のことというのは、少し悪いほうに捉えて備えたほうがうまくいくこともある。“姑のプライド”を考えて行動することも、円満な家族関係のためには必要なのかもしれない。




仁科友里(ライター)

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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最終更新:2022/08/18 21:00
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