【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Aぇ! group・佐野が神尾楓珠にもらった服を着て登場! 少年忍者、賛否両論のMVが一転して好評【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2022/07/31 21:00
中村チズ子(ライター)

少年忍者のMV、賛否両論から一転して好意的な感想続出!

 7月27日の動画は「少年忍者【太陽の笑顔】初MV撮影の裏側!全部自分たちでやりました!」で、前週公開の「少年忍者【太陽の笑顔】ワンカットMV」の撮影に密着した1本だ。

 「太陽の笑顔」MVは、少年忍者にとって初のミュージックビデオ。彼らは今年の初め、関東のジャニーズJr.5グループによる対決企画で優勝し、MVの制作権利をゲットしたのだった。

 その後、4月公開の動画内でメンバーがプレゼン大会を実施した結果、撮影場所は織山尚大がアイデアを出した「心霊スポット」に決定。ファンの間で物議を醸したが、実際の撮影地は「廃校になった小学校。しかも夜の撮影」(前週の概要欄)に変更された。

 しかし、完成した“自撮りワンカットMV”を見た視聴者からは「みんな楽しそうで素敵だった」という声だけでなく、「自主制作でも、もっと良いMVが作れる」「ご褒美のMVとは到底思えないクオリティ」と批判的な意見も続出。何の説明もなく安嶋秀生が不在の状態で撮影が行われたことにも疑問の声が上がっていた。


 そんなMVの撮影裏では、メンバーは心霊スポットで有名な学校だと聞いてビビりまくり(実際はただの廃校になった小学校とのこと)。織山を中心に撮影を進めていくが、当人は「まだ現場検証、全員でできてないから。まだわかんない」と不安を口に。グループのまとめ役である川崎皇輝は「『ミスったら最初からやり直し』なんていうことも書いてあります」「忍者の対応力。この4年ぐらいで培ってきた対応力でちょっと。今回、2時間しかないので。バチッと撮りきりましょう」と呼びかけていた。

 練習でも織山&川崎がその場を仕切り、各々の動きや役割を的確に指示。お互いの見えていないところを補い合うように、プロデューサー目線で演出を考えていた(絶妙にバランスの良い2人)。率先して引っ張っていきながらも、合間には「自分たちで考えて動いてほしいの。なんか、モップでも使えるものは全部使ってもいいです。自分たちで面白いなと思ったものは全部入れてっちゃっていい。これ、みんなもそうね」(織山)「部屋使って、それぞれでちょっと考えてほしいから。ここあとで時間とる。何するか」(川崎)と自主性を重んじる場面もあった。

 しっかり者の18歳(織山)、19歳(川崎)に感心するばかりだが、個人的には見せ場をもらえた稲葉通陽のうれしそうな笑顔にも注目してほしい。8分42秒頃から「稲葉ね、あっちからアクロバット」(川崎)「おー、やった~!」(稲葉通陽)「床滑らないように気をつけて」(川崎)「はい、ありがとうございます」(稲葉)と会話しているシーンだ。

 本番前の確認では、織山が「もうこれ移動したほうがいいんじゃない?」「もっと早くだよ!」「これもっと大きく踊ってね」と時に厳しくアドバイスする一幕も。そうして、川崎が「一発でいきましょう!」と宣言し、ミスもなく無事にやり遂げたものがMVになったという。

 最後に撮った動画をチェックしている際は、メンバー同士で健闘を称えるなど大盛り上がり。裏方のポジションとしても活躍した2人は「2時間のクオリティちゃうわ!」(織山)「ほかのグループにはできないミュージックビデオができたと思います」(川崎)と自負していた。また、鈴木悠仁は「織山くん、ありがとう!」と感謝しており、きちんとお礼の言葉を口にするあたりに優しさが垣間見えた。


 前述の通り、MV解禁後は否定的なコメントも多かったが、今動画を見たファンの間では「2時間でこれだけ素晴らしいMVを作れる少年忍者は本当にスゴい」「こんなにもみんなの努力や工夫があったことを知って涙が出そう」「裏側を見たらみんな楽しそうだった。忍者らしいわちゃわちゃしてたMVもいいね」「裏側見てから、あらためてMVを見ると感慨深い。織山くん、ありがとう!」「織山くん、18歳という若さでまとめ役や演出までやっていて本当に尊敬する」「織山くんと皇輝くんを中心に作り上げたこのワンカメMVは宝物だね」と好意的な感想が相次いでいた。

 再生回数は29日時点で12万台を記録している。

20歳のソウル