コラム
暗黙のママ友ルールウォッチング

ママ友の子どもが居酒屋で大暴れ! 「謝らない」「叱らない」ママとの子連れ飲み会でモヤモヤ

2022/07/10 18:30
池守りぜね(ライター)

 しかし、ここで問題なのは、「暗黙のママ友ルール」が通用しないママ友と遊びに行った際の対応だ。もし、その子どもが周りに迷惑を掛けかねないほど騒いでいたら、自ら注意するのが手っ取り早いが、やはりママ友の子どもは叱りづらいもの。そういう時に使えるのが、自分の子どもを注意することで、ほかの子にも、「騒ぐのはよくない」と伝える方法である。

 自分の子はあまり騒いでいないという場合でも、子どもたちが固まって遊んでいるのであれば、1人を叱ることで、ほかの子どもたちも「悪いことなんだ」と、ある程度理解するはずだ(もちろん年齢にもよるが)。ここで、何もしないで傍観しているだけだと、沙織さんのような「叱らないママ」と同じ立場になってしまう。

 また、そのママ友に「注意したほうがいいんじゃない?」と言うことも有効だろう。

 梨花さんも言っていたが、何人かの子どもを育てていたり、自分の子育てに自信がありそうなママには、意見が言いづらいものだ。しかし、ママ友は普通の友達と違って、自分の都合だけで距離を置くことができない。子どもが同じ幼稚園や保育園、小学校に通う場合、長年の付き合いになる。モヤモヤを抱えたままだと、今後の付き合いもつらくなってしまう可能性があるので、思いきって本人に言ってみることも大事だろう。

 ママ友との間でトラブルやモヤッとしたことが起きた時は、なるべく早く、その場で対処したほうがいいと私は思っている。あとで話を蒸し返すと誤解を生みやすく、相手に「なんでその時に言ってくれなかったのだろう」と思われる可能性もあり、結果、お互いぎくしゃくしてしまう。ママ友同士の関係は、子ども同士の関係にも影響しかねないだけに、「できるだけモヤモヤを抱えない」のが一番ではないだろうか。

池守りぜね(ライター)

出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。

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最終更新:2022/07/10 18:30
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