サイゾーウーマンコラム日本のアウト皇室史秋篠宮さまが小室さん問題の渦中に見せた言動 コラム 【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!! 秋篠宮さまが、小室圭さんの「年収300万円」と「身辺」を問題視しなかった真意 2022/07/02 17:00 堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト) 日本のアウト皇室史 小室圭さんの母親の問題が噴出する中、秋篠宮さまの言動は…… ――うーん、やっぱりそういう気持ちはぶつけてほしかった気がしますね。 堀江氏 そうですね。小室さんの母親の金銭問題がついに報道されてしまった2017年12月中旬以降の面会では、江森さんが「ひどく落ち込んでいるはずだ」と宮さまのことを気遣う一方、取材現場に現れた宮さまは「表情を見る限り、悩んで眠れない日々を過ごしているとは思えなかった(略)正直、拍子抜けしてしまった」。 ――ここはどう解釈すべきでしょうか? 堀江氏 秋篠宮さまは、江森さんに本心を明かそうとはしなくなったのです。この12月の面会時、江森さんは宮さまに「殿下、週刊誌に大きく記事が出ていましたね」というダイレクトな質問をぶつけています。 しかし、宮さまは「そうですね……」としか答えず、「重い沈黙が続いた。何を問いかけても会話が続かなかった」。また、「この件については何も答えないぞ」という宮さまの断固として姿勢をありありと感じたという江森さんは、違う質問に「切り替えてしまった」のでした。 ――インタビューする側としては、与えられた限られた時間を少しでも有効に使おうとしがちではありますが……。 堀江氏 沈黙って怖いですものね。 さて、年が改まった2018年1月末、強くなる一方の小室さんバッシングの最中でしたが、江森さんは秋篠宮さまの取材を継続して行っています。今回も、まったく宮さまはバッシングなど意にも介していないという態度を取られました。この時には、小室さんの母・佳代さんの生活態度……もっというと男性問題や、金銭問題が次々と浮上してはじめていたのですが。 次のページ 秋篠宮さまは、かなりの人心把握術の使い手? 前のページ1234次のページ 楽天 秋篠宮 関連記事 沈黙と笑顔を巧みに使い分ける「恐るべし秋篠宮」――インタビュー録『秋篠宮』に見る混迷雅子さまに向けられた「常磐会」の視線ーー皇后の座をめぐる「学習院VS聖心女子VS東京大学」の混戦「美智子さまいじめ」の主犯だった、学習院「常磐会」とは――皇太子妃の座をめぐる“アンチ活動”皇室ブランドの「学習院」、そもそも“獄道者”予備軍の救貧学校だった!? イメージと大違いの史実秋篠宮家が「推薦入試」にこだわり続ける事情――学習院のほかは「不合格」だった佳子さまに見る“事実”