サイゾーウーマン海外鎮痛剤中毒に苦しんだセレブ5人 海外 鎮痛剤に依存性がある恐怖 死者50万人、アメリカにまん延する鎮痛剤中毒――オピオイド依存に苦しんだセレブ5人 2022/06/10 20:23 堀川樹里(ライター) 海外 ニコール・リッチー(40)、鎮痛剤バイコディン依存に 生理痛の鎮痛剤で依存になってしまったニコール・リッチー(写真/Getty Imagesより) 伝説的シンガーソングライター、ライオネル・リッチーの養女として裕福な家庭で育ったニコール。進学先の上流私立校ザ・バックリー・スクールでパリス・ヒルトンと友達になり、意気投合。たがが外れたように遊び回るようになり、パリスと一緒に主演したリアリティ番組『シンプル・ライフ』(03~07)は若い女子の間で人気を博し、お騒がせセレブブームを巻き起こした。 ビバリーヒルズの豪邸で育ったニコールは、10代になるとドラッグやアルコールに染まり、20代そこそこでアルコール、コカイン、ヘロイン依存に陥ってしまった。テレビ番組のインタビューでは、「恵まれた環境にいて、退屈で仕方なくて。若い頃からいろいろなことを見てきて、もっと刺激的なことをやりたい! と思うようになって」と説明していたが、ぽっちゃり体形に悩んで摂食障害を患い、そのことでドラッグ摂取に拍車がかかったともウワサされている。 02年、ニコールはニューヨーク市内のナイトクラブにおいてヘロイン所持で逮捕・不起訴となったが、翌年マリブで、ヘロイン所持、無免許運転で逮捕され、3年間の保護観察に処された。この時に薬物依存症の治療は受けたものの、06年に今後は高速道路を逆走していたところを逮捕され、薬物反応が出てしまった。ニコールは、「生理痛のために処方された鎮痛剤バイコディンとマリファナを服用していた」ことを認め、禁錮4日の判決が出た。 養子縁組までして彼女を溺愛するライオネルは、「自分が良い父親じゃなかったから」と反省。ニコールは「父のせいだと思ったことなんてない。全部自分の責任」だとし、リハビリ施設で治療を受けた。 更生したニコールはその後、支えてくれたジョエル・マッデンと結婚。出産して幸せな家庭を築き、デザイナー・実業家としてのキャリアも築き上げた。そんな彼女だが、「過去は過去だから、子どもたちには自分が依存症だったことを正直に話す」と語っている。 次のページ ジェイミー・リー・カーティス(63)、鎮痛薬バイコディンに依存 前のページ12345次のページ 楽天 薬物依存症 関連記事 ヘンリー王子夫妻、失笑とブーイングの的に! プラチナ・ジュビリーでウィリアム王子夫妻と決定的な差ジョニー・デップに13億円の支払い命令! 元妻アンバー・ハードが裁判で負けた5つの理由ジョニー・デップの名誉毀損裁判にケイト・モスが出廷! 交際時のDV疑惑を否定ハリー・スタイルズ、ミック・ジャガーが「僕のほうが中性的」と発言! 若い頃を比べる声に「彼には僕のような歌声がない」マライアキャリーの元夫ニック・キャノン、パイプカット手術告白!? 第6子誕生の9日後に第7子、半年後に第8子の子宝ぶり