「職務質問」には応じたらダメ!? 元極妻が教える“正しい対応”の仕方
タイムリーというか、サイゾーウーマンでは、TOKIOの松岡さんが職質されたことが紹介されていましたね。
帽子・メガネ・マスク姿の松岡さんに、おまわりさんはまったく気づかず、社員証を見てようやく気づいたようです。やっぱり素直に応じたほうがいいですかねえ。
それにしても何なんですかね、職質。内閣府から警察庁、各都道府県までいろんな「月間」を決めてノルマを課しています。
たとえば6月の厚生労働省「外国人労働者問題啓発月間」に合わせて、警察庁も「来日外国人犯罪対策及び不法滞在・不法就労防止のための活動強化月間」をやってますし、毎年10月と11月の2カ月間は厚労省と都道府県が「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」を実施しています。
超のつく「タテ割り行政」なのに、こういうところは連携するんですね。まあ前から「見た目反社」の人や「有色人種」に対する違法な職質は問題になっていました。
おまわりさんから「だって黒人でしょ?」(=黒人だから悪いことをしているに決まっている)と言われたとか、「カバンに手を入れられた」とか、もう国際問題レベルです。
さすがにまずいということで、警察庁も「人種差別的と誤解される職務質問」を避けるようにと各都道府県警に文書で伝えていたことがニュースになっていました。
ほんと、ひどい職質してる時ありますもんね。今度見たら注意しようと思いました。というわけで懲りていませんが、ひとつ宣伝をさせてください。
6月6日発売の『昭和の不思議101 2022年 夏の男祭号』(ミリオンムック、大洋図書発行)で、3月に急逝された宮崎学さんの追悼記事を書かせていただきました。「アウトロー好きなら押さえておきたい必読10冊」的なアレです。ご一読いただければ幸いです。
宮崎さんは強いだけでははく「ヤクザもいる明るい社会」に象徴される、ゆるい社会のあり方を提唱されていましたね。「宮崎節」で、うっとうしい梅雨も乗り切りましょう。