2022年5月前半映画館動員ランキング

『シン・ウルトラマン』『死刑にいたる病』が初登場でTOP5入り! 映画動員ランク

2022/05/26 16:00
サイゾーウーマン編集部
『シン・ウルトラマン』『死刑にいたる病』が初登場でTOP5入り! 映画動員ランクの画像1
写真ACより

 人気テレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版シリーズ第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が、4週連続で全国映画館動員ランキング(興行通信社調べ、5月7~13日)の1位に輝いた。

 4月15日に公開され、2週目から5週目まで1位をキープし続けた同作。公開から31日間で興行収入75億円、動員は541万人を突破し、驚異的な大ヒットを記録中だ。

 ネット上ではファンが喜んでおり、「本当に面白かったし、この結果も納得」「個人的には、歴代シリーズの中でもなかなかの良作だと思う。もう一回見に行こうかな」といった感想も多い。なお、劇場版『コナン』シリーズでは、2019年公開の『紺青の拳』が叩き出した興行収入93.7億円が、現在の最高記録となっている。『ハロウィンの花嫁』はこれを超えるヒットとなるのか注目したい。

 2位には、ベネディクト・カンバーバッチが天才外科医の最強魔術師を演じる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が公開2週目で入った。同作は、マーベル・コミックを原作とした映画で、17年に日本公開された『ドクター・ストレンジ』の続編。“マルチバースの扉”が開いてしまい、人類に最大の脅威が迫る中、ドクター・ストレンジが世界の危機を救うべく、新たな敵に立ち向かう姿を描く。

 全米では約4,500館で公開され、3日間で1億8500万ドルのオープニング興収を記録するなど、すでに大ヒット中。日本では、公開から5日間の累計で動員78万人、興収12億円を突破している。


 ネット上には、作品を絶賛する書き込みも多いが、「過去のマーベル作品を見ないと話について行けない」「いろんな要素を盛り込みすぎでは?」といった指摘もあり、賛否両論のよう。とはいえ、マーベル作品という話題性から、当分はランキング上位を賑わせそうだ。

 続く3位は、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らが出演する『シン・ウルトラマン』が初登場ランクイン。日本を代表するSF特撮ヒーロー『ウルトラマン』を、16年公開の映画『シン・ゴジラ』を手掛けた庵野秀明氏と樋口真嗣氏のタッグで、新たに映画化した話題作である。

 本作は、「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れる日本が舞台。政府は「禍威獣特設対策室専従班」を設立し、禍威獣に対抗するための任務にあたっていたが、ある日突然、“銀色の巨人”が大気圏から出現して……といった内容だ。『シン・ゴジラ』が興収80億円超えの大ヒットを記録しただけに、『シン・ウルトラマン』も期待されていたようだが、ネット上の評判は賛否両論。

 特撮やウルトラマンファンからは、「初代ウルトラマン好きの私は大満足!」「子どもの頃ウルトラマンにハマった大人向けの映画ですね。すごく楽しめました」といった好意的な感想も多いが、「『シン・ゴジラ』が面白かったので期待してましたが、こっちは面白さがわからなかった」「ハッキリ言って微妙だった。“マニア向け”映画かな」などと、厳しい感想も見受けられる。

 また、とあるシーンをめぐって「セクハラ」を指摘する声も上がっており、今後も波紋を広げそうだ。


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