サイゾーウーマンコラムハンドメイド好きママ友への困惑 コラム ママ友グループLINEから 「クリーマ」「ミンネ」でハンドメイドを販売するママ友、手作りプレゼントの「使っているかチェック」に困惑 2022/05/15 16:00 池守りぜね(ライター) コラムママ友グループLINEから ママ友からもらったシュシュは、使い古したシーツの再利用だった? 香織さんは、これ以上、手作りのものを渡されるのは困るので、さりげなく「シュシュのゴムが大きかった」と伝えたそうだが……。 「順子さんは、SNSで『喜んでもらえてよかった』『メモ:ゴムは短めにする』とつぶやいていたので、『また作るつもりなのか……』と困惑しました。しかも、ほかのママ友にこの一件をLINEで伝えたところ、順子さんは使わなくなったシーツやまくらカバーから小物をリメイクしていると教えてくれたんです。そんなことを聞いたら、もらったシュシュも使う気にはなれませんよ」 それでも、相手が手間暇をかけて作ったプレゼントほど、「はっきりと断りづらい」と、香織さんは言う。 「インスタグラムや、ハンドメイドの販売アプリなどでは、たくさんの『いいね!』がつくので、『みんな、私の作品を欲しがっている』って思ってしまうのでしょうね……。私も、ママ友がアップした子どもの写真に『いいね!』を押すような軽い感覚で、手作りアイテムの画像にも『いいね!』していましたが、これからは本当によいと感じた時しか、押さないようにしようと思いました」 ママ友から手作り品をもらうと、後日、「本当に使っているか」とチェックが入るのも「厄介」だという香織さん。これがきっかけで、ママ友との関係性がややこしくなってしまうこともあるようだ。 「自分で作った品だけに、やっぱり強い思い入れがあるのか、『ちゃんと使ってくれているか』が気になるのでしょうね。でも、『マスクをしているところを見ないね』などと言われると、まるで着用を強制されているみたいで嫌な気分になります。とはいえ、ママ友関係にヒビが入るのもなぁとも思いますし、難しい問題です」 裁縫という分野で腕前を披露し、評価を得たいと思うママはたくさんいるだろう。しかし、本当に周りから必要とされるまでは、家庭内だけで楽しむくらいにとどめておいた方が、無難なのかもしれない。 前のページ123 池守りぜね(ライター) 出版社やweb媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は家族とのプロレス観戦、音楽フェス参戦。プライベートでは女児の母。 記事一覧 最終更新:2022/05/15 16:00 楽天 消えたママ友 ハンドメイド沼は底が見えないからね 関連記事 “小3の壁”は勉強面以外にも!? 「学童に入れず仕事を辞めた」「放課後子どもを一人で徘徊させる」ママたちコストコ会員ママの買い物に無銭同行!? ガソリン代を払わないママ友のあきれた言い分錦鯉のネタをまねした子どもがトラブルに!? 学校から「漫才ごっこはさせないで」――テレビやYouTubeの影響に悩むママおしゃれママから伊勢丹のチョコ! お返しは「ゴディバ」や「モロゾフ」じゃ失礼? ホワイトデーに悩むママの本音『あつ森』『マイクラ』に熱中する子どもに夫が激怒! “ゲーム依存”に悩む母親を助けたママ友の言葉 次の記事 エンディングノートに母が書いていたこと >