松田聖子、活動再開! 不死鳥のような“最強芸能人”のすごさを伝える「女性自身」と「女性セブン」
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
草なぎ剛が連続ドラマ『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く最新作に主演することが発表された。ジャニーズ事務所を退所後、民放ドラマ(フジテレビ系・カンテレ)に主演するのは初めてだという。2017年9月の退所から実に5年。その間、公取委からの“注意”もあったが、にもかかわらず5年もの月日がかかったのは、やはり芸能界の掟が強固だったということ。やはり芸能界は恐ろしい。
第593回(3/10〜3/15発売号より)
1位「松田聖子 『沙也加と歌い続ける!!』『母娘の聖地』再出発の誓い」(「女性自身」3月29日・4月5日合併号)
同「松田聖子 『娘と私の、ふたりの墓を』もう2度と離れたくない」(「女性セブン」3月24日号)
2位「紀子さま困惑! 実弟が喪中再婚を強行! “将来の天皇”の新叔母は下着ブランド社長」(「女性自身」3月29日・4月5日合併号)
3位「水原希子『ウフフ、彼氏です』」デザイナー恋人と同棲」(「女性自身」3月29日・4月5日合併号)
松田聖子はやっぱりすごい。松田聖子が活動開始を公表した。昨年12月、娘・沙也加の急逝を受け中止されたディナーショーだが、その振替公演を4月と5月に開催することが決定、さらに6月から全国ツアーもスタートするという。この発表を受け、「女性自身」と「女性セブン」が聖子の特集を組んでいるのだが、そこから浮かび上がってきたのは、聖子の強烈なまでの“すごさ”だった。
まずは「セブン」。沙也加の納骨、そしてお墓についての現状をレポートしている。1月30日、沙也加の四十九日法要が、聖子が再々婚したA氏一族の菩提寺で執り行われたが、聖子が自宅から持ってきた沙也加のお骨はここに納骨されなかったという。
そこには菩提寺をめぐり聖子の実家である蒲地家、父親である神田正輝の事情があるというが、しかし最大の理由は聖子の意向らしい。聖子は自宅でしばらくお骨を安置し、いずれは自分と沙也加が一緒に入れるお墓を希望し、そのためのお墓を探しているというのだ。
また記事では聖子の最近の“変化”についても言及する。ディナーショー再開発表と同時に、ファンのもとに会報誌が届き、そこで聖子は4頁にわたり沙也加への思いが書かれていたという。
その中には、“これからは彼女の分まで歌っていきたい。彼女と一緒に歌っていきたい”という言葉もあり、愛娘を亡くした聖子が、それでも少しずつ前向きになっていること、また四十九日の法要後は外出も増えたことを伝えている。そして記事はこう結んでいる。
「悲しみを乗り越えて、聖子は沙也加さんと一緒に再出発を切っている」
感動的だ。