サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」千葉真一氏の死をめぐる「週刊女性」と「フライデー」、“矛盾がいっぱい”の代理戦争 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第589回】 千葉真一氏の死をめぐる「週刊女性」と「フライデー」、“矛盾がいっぱい”の代理戦争 2022/02/15 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! どっちもどっち、メンツとメンツのぶつかり合い 「週女」は、“敵対する”芸能事務所代表の鈴木氏に関して“所属事務所の代表を名乗る”という枕詞をわざわざ付けたりと、JACサイドに完全に肩入れもしている様子がありあり。 一方の「フライデー」も千葉氏マネジャーのA氏を直撃し、その矛盾を指摘、そして鈴木氏の言葉として「Aはちょっと調べればわかるウソを、ためらいもなく平然と吐く」などとJACと敵対し、実姉サイドに完全に立つのだ。 まあ、結論から言うと、どっちもどっち(笑)。「私たちのほうが千葉を知っている」「私のほうが千葉と親しかった」「信用されていたのはこっちのほう」「千葉の遺志を正統に継ぐのはこっちだ」。そんなメンツとメンツのぶつかり合い、プライドのぶつかり合い、利害関係のぶつかり合いだ。 どちらが事実を言っているのか、ウソを言っているのかなんて、もう関係ない。というより双方とも矛盾がいっぱい(笑)。だからメディアも、どちらかに完全に肩入れして、代理戦争だ! ここまで露骨なものは久しぶりで、芸能マスコミ的にも面白い。今後もしばらく続くんだろうな。 次のページ 東出昌大に優しい「週刊女性」と厳しい「女性自身」 前のページ1234次のページ Yahoo Numero TOKYO 2022年3月号特装版【眞栄田郷敦表紙&別冊付録バージョン】 関連記事 東出昌大、「事務所退所」報道は誤報!? 確証なき「週刊女性」記事の不可解愛子さまの結婚相手、氷川きよしの活動休止、南果歩と元夫の再会……女性週刊誌記事に見る有名人の「プライバシー問題」内村航平、実母のモラハラ報道反論で明らかになった「嫁姑問題」と危惧される体操界の「不祥事」三田寛子は「仮面夫婦」、馬淵優佳は別居&現役復帰、不倫夫を持つ妻が選んだ道神田沙也加さんの急死をめぐる、女性週刊誌3誌3様の報じ方――母・聖子、男性関係、芸能人の自殺報道